- うえむらかをる
- 歌手 リズム・ボイストレーナー 音楽講師
- 東京都
- 音楽家
対象:ボーカルレッスン
- うえむらかをる
- (音楽家)
- 本山nackeyナオト
- (音楽講師 音楽プロデューサー トレーナー)
若いアーティストの話を聞いていたら、アーティスト側(表現者)がプロデューサーから「売る側の論理」を押しつけられることが多いことに気づく。
「そんなことで悩むなんておかしいぞ」、と思っていたら、気づいた。
それって、セールスする側の仕事だよねって。
それなのに、いかにもアーティスト側に問題あり、のようなすり替えが行われている。
表現者の方は、ベストな作品、パーフォーマンスを出すことが仕事じゃないのかな?
それをどう売るのかは、畑が違うよね?
デューク・エリントンがレコード会社からクビを宣告された時に
「売るのはお前等の仕事だろ?」と言った逸話があって
まあそれはデュークだからかっこいいんだけど。
それほどじゃなくても、なんかおかしい気がするのよね~。
ネット時代になって、アーティスト君達も「自分たちでセールスできるじゃん」と思うようになった。
で、どうやったら売れるかをアーティスト側が考え始めると、そればかり考え、
結果、作品がお粗末に。
人に任せるなら自分でやった方がまし、と言う場合もあるけど
一人何役もやれるような、そんなに器用な人間が大量にいる訳もない。
売人(デストロビューター)も、アーティスト側の「売れる能力」に頼る。
どうもへんだよな~。
どうやら分担作業がうまくいっていないようだ。
前回アップした77年頃のバーボンハウスのラインナップを見てると
別に彼らが売れそうだった訳じゃないけど
いま、出演者の殆どが現役ミュージシャン~アーティストだ。
ライブハウスや情報誌が出始めた頃は、セールスのベルトコンベアに乗れない
有能でも埋もれがちなアーティストを、発掘する側にライブハウスや情報誌が位置していた。
レコード会社や事務所もそうだったと思う。
経済事情もあるのでしょうが、もう一度原点に返りませんか?
みんなでがんばれば、大阪の町工場の人口衛星「まいど一号」や、東京下町の海底探査機「江戸っ子一号」のように、凄いものを発信できると思うのですが。。
それが、70年代にがんばった音楽関係者の殆どが
今のジャパニーズサウンドの元祖だと言うことと同じだと思うんですけどね
ビジネスモデルなんて言う神話に惑わされるのはやめましょう。
そんなものは存在しないんだよ。
必要なのは人間の熱意、情熱、こころ、魂。
それだよそれ!!
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