データ分析によるペット産業の現状と将来像 - ITコンサルティング全般 - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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データ分析によるペット産業の現状と将来像

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インターペット ビジネスフォーラム

「データ分析によるペット産業の現状と将来像」

というセミナーに参加してきました。




イオンペットの小川社長、エコートレーディングの高橋社長がパネリストで登壇されるということもあって、
会場は超満席でした。


第1部と第2部に分かれていて、第1部は、

 「50,000人を母数にした、データから見えるペット飼育の現状」

という内容でした。


このデータ、結構、インパクトがありました。

50,000人、という数字、そしてデータの採取方法によるバイアスも考慮する必要があるとは思いますが、

 「犬の飼育数は、ずっと右肩下がり」

なんです。

もうすぐHPにアップされると思いますが、そうなんです。
http://www.interpets.jp/


他にもいくつかの数字が出ていましたが、一番、重要なのは、この右肩下がりのトレンドだと私は考えています。


ペット業界は儲かる、不景気でもペットにはお金を使う、というウワサ話がありますが、そもそも、日本の人口が減少しているのと同様に、犬の数も減ってるんですね。しかも、ずっと。


ブリーディング業界を健全化して、もっと発展させなければならない、というお話がありました。


アメリカの飼育率が世帯ベースで60%、日本の飼育率が30%、なので、まだ、日本の伸びしろはあるんだ、というお話もありましたが、なかなか難しいですよね、ライフスタイルも価値観も、そして犬を取り巻く環境も違うからです。


例えば、今回のセミナーで出た、こんな数字があります。


 ・マイクロチップを装着している犬の割合は5.1%しかいません。
 ・狂犬病の予防注射をしている犬は、約半分しかいません。
 ・15年前のトリミング回数は年2回、今は、年8~9回
 ・60歳以上の8割は、いまさらインターネットを使えるようになりたいくない。
 ・携帯の通信料はどんどん伸びている。


いかがでしょうか。



ここから見ててくる、未来予想図をどう描くのか。で、戦略が全く変わってきますよね。


自分だけは大丈夫、なーんてことはありえなさそうです。


また、書きます。

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