「短期譲渡」を含むコラム・事例
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5棟10室基準とは?
5棟10室基準とは、家やアパートを他人に賃貸した場合に、家であれば5棟、部屋なら10室を超えると、その貸付が事業的規模に達しているとみなされる基準となる数値のことです。 5棟10室基準では、おおむね、部屋2室を建物1棟に、部屋1室を貸地5件に換算できるという考え方なので、たとえば、アパートだけで20室を貸しているという場合や、貸室9室と貸地5件でも、この基準を満たすことになります。 **不...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
不動産所得における青色申告特別控除とは?
不動産所得については、青色申告特別控除を受けることができますが、その金額については、その不動産の貸付け規模が、事業的規模である場合には65万円、事業的規模でない場合には10万円となります。 事業的規模か否かの判定は、いわゆる「5棟10室基準」により判断されます。 なお、65万円の青色申告特別控除受けるには、事業的規模であることにくわえて、取引の内容を正規の簿記の原則に従って記帳していることや、...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
居住用財産を売却して損失が出た場合は?
譲渡した年の1月1日において所有期間5年を超えており、住宅ローンの残高がある居住用財産を売却した場合、「住宅ローン残高−譲渡対価」の額を限度に、損失と他の所得との損益通算のうえ、損益通算後の損失金額を翌年以降3年間繰り越すことができます。 居住用財産を買い換えた場合の譲渡損失の損益通算および繰越控除と違い、買換えを前提としていません。 なお、合計所得金額が3,000万円以下の年分しか適用を受け...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
居住用財産を買い換えて損失が出た場合は?
譲渡した年の1月1日において所有期間5年を超える居住用財産を売却し、新たな居住用財産を購入した結果、損失が生じた場合、その損失については、他の所得との損益通算のうえ、損益通算後の損失金額を翌年以降3年間繰り越すことができます(居住用財産を買い換えた場合の譲渡損失の損益通算および繰越控除)。 住宅ローン控除と併用することが可能ですが、合計所得金額が3,000万円以下の年分しか適用を受けることができ...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
今週のコラム(2008/12/14)
2008.12.11 媒介契約の更新(不動産売却・購入成功術) 2008.12.10 土地成約価格(平米単価)の推移(2008年12月) 2008.12.10 中古マンション成約価格(平米単価)の推移(2008年12月) 2008.12. 9 長期譲渡所得と短期譲渡所得における「取得日」(不動産の税金いろいろ) 2008.12. 9 暦年課税贈与税...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
所有期間10年超の譲渡の低率課税とは?
譲渡した年の1月1日において、所有期間が10年を超える主たる居住用財産である土地建物を譲渡した場合、3,000万円の特別控除後の譲渡益のうち、6,000万円以下の部分に対する税率が軽減されます。 具体的には、譲渡益のうち6,000万円以下の部分についての税率が14%(所得税10%+住民税4%)となります。 **不動産Q&Aインデックス 建ぺい率とは? 容積率とは? セットバックとは?...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
3,000万円特別控除とは?
主たる居住用財産である土地建物を譲渡した場合、譲渡所得金額の計算において、譲渡益から3,000万円を控除することができます。 この特例の適用にあたっては、所有期間や居住期間についての長短は要件ではありません。 ただし、配偶者や直系血族(親⇔子など)等への譲渡については適用を受けることができません。 **不動産Q&Aインデックス 建ぺい率とは? 容積率とは? セットバックとは? 不...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
長期譲渡所得と短期譲渡所得とは?
譲渡所得に対する税率は、その譲渡が「長期譲渡所得」に該当するか、短期譲渡所得に該当するかによって異なります。 譲渡した年の1月1日における土地や建物の所有期間が5年超であれば長期譲渡所得、5年以下であれば短期譲渡所得に分類されます。 長期譲渡所得の税率は20%(所得税15%+住民税5%)、短期譲渡所得の税率は39%(所得税30%+住民税9%)となります。 **不動産Q&Aインデックス ...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
不動産を売却した場合に税金がかかるの?
土地や建物を譲渡(売却)した場合、総収入金額(売却価額等)から取得費や譲渡費用を控除した金額がプラスであれば、譲渡所得として所得税や住民税の課税対象になります。 ただし、居住用財産である土地や建物については、さらに特別控除として3,000万円を控除することができます(3,000万円特別控除)。 **不動産Q&Aインデックス 建ぺい率とは? 容積率とは? セットバックとは? 不...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
売買をした場合、固定資産税の支払いはどうなるの?
固定資産税は1月1日時点での所有者に対して課税されますので、たとえば2月1日に、Aさん(買主)がBさん(売主)から不動産を購入した場合であっても、その年分の固定資産税の納税義務者は1月1日時点の所有者であるBさんということになります。 ただし、売買に際して、その年の固定資産税の精算を行うのが一般的であり、通常は、11ヵ月分の固定資産税額をAさんからBさんに支払うことにより精算を行います。 ...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
不動産を取得したときや保有しているときの税金
原則として、土地や家屋を取得したときは、不動産取得税、登録免許税、印紙税、消費税(土地については非課税)が発生します。 また、保有しているときは、固定資産税、都市計画税が発生します。 不動産Q&Aインデックス 建ぺい率とは? 容積率とは? セットバックとは? 不動産業者との媒介契約にはどのようなものがあるの? 手付...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
土地の価格にはどのようなものがあるの?
土地の価格には、一般的な価格の指標とされる「公示価格」「基準地標準価格」、相続税評価に用いられる「相続税路線価」、固定資産税等の課税標準のもととなる「固定資産税評価額」、実際に売買する際における取引価格、または近隣における売買事例などから推定した「実勢価格」があります。 公示価格を100としたときのそれぞれの価格水準の関係は、基準地標準価格が100、相続税路線価が80、固定資産税評価額が70とな...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
規約に従わなければならないの?
マンションの規約については、それが自分の入居する前に決まっていた場合であっても、当然従わなければなりません。 なお、規約の変更は、区分所有者および議決権の4分の3以上の賛成が必要となります。 不動産Q&Aインデックス 建ぺい率とは? 容積率とは? セットバックとは? 不動産業者との媒介契約にはどのようなものがあるの? ...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
マンションの管理組合への加入や脱退は任意なの?
マンションを購入し、区分所有者となった時点で、自動的に管理組合に加入したことになり、任意に脱退することはできません。 区分所有者は、維持・管理などについて区分所有者の共同の利益を守る義務があり、管理組合は、それらの維持・管理などを行うために全員で構成する団体なので、売却等により区分所有者でなくなる以外に脱退することはできません。 **不動産Q&Aインデックス 建ぺい率とは? 容積率とは...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
今週のコラム(2008/11/30)
2008.11.27 寡婦年金とはどんな年金でしょうか?(あなたの身近な年金の話) 2008.11.27 変動金利型のルールを知っておこう(マイホームの資金計画) 2008.11.25 長期譲渡所得と短期譲渡所得の分かれ目(不動産の税金いろいろ) 2008.11.25 財産の組み直しの検討(相続・贈与とその税務) 相続Q&A 不動産...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
マンション分譲時の面積と、登記簿上の面積は違うの?
一般に、マンション新規分譲時、パンフレットや契約書には壁芯面積による面積(壁の中心線による面積)が記載されていますが、建物の登記簿面積は内法面積(壁の内側で測った面積)となりますので、パンフレット等の面積よりも登記簿面積のほうが少し小さくなります。 住宅ロ−ン控除の適用基準となる床面積は、登記簿上の床面積となりますので注意が必要です。 **不動産Q&Aインデックス 建ぺい率とは? 容積...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
不動産登記簿の所有者を真の所有者と信じていいの?
不動産売買にあたって、所有者の確認は不動産登記簿によってすることができますが、不動産登記には「公信力」がありませんので、実体とは異なる所有者が記載された登記簿を信じて取引をして損害を被ったような場合であっても、法的な保護を受けることはできません。 疑わしい部分がある場合などは、固定資産課税台帳や固定資産税の納税者を確認するなどして、総合的に判断をしていく必要があります。 **不動産Q&Aイ...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
不動産の引渡しを受ける前に火災で燃えてしまったら?
売買契約の後、引渡しの前に、地震や火災など売主の責任でも買主の責任でもない理由により滅失した場合、民法上、買主は売買代金全額を支払わなければならないとされています(危険負担)。 しかし、通常は、特約により、この負担を売主が負うものとし、買主からの契約解除を認めているのが一般的です。 **不動産Q&Aインデックス 建ぺい率とは? 容積率とは? セットバックとは? 不動産業者との媒介契...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
自分の土地であればどんな建物でも建てられるの?
用途地域が定められている場合、その用途地域ごとに、建築することができる建物に制限がありますので、自分の土地であっても、建築物の種類によっては建築することができない場合があります。 たとえば、病院は、第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、工業地域、工業専用地域内においては原則として建築することができません。 **不動産Q&Aインデックス 建ぺい率とは? 容積率とは? セットバ...(続きを読む)
- 永田 博宣
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不動産業者との媒介契約にはどのようなものがあるの?
媒介契約には、「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」があります。 一般媒介契約は、自分で取引相手を探してくることもその業者以外の業者に依頼することもできるとする契約、専任媒介契約は自分で取引相手を探してくることはできるが、他の業者に依頼することはできないとする契約、専属専任媒介契約は自分で取引相手を探してくることも、他の業者に依頼することもできないとする契約です。 一般媒介契約以...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
今週のコラム(2008/11/16)
2008.11.13 不動産売買契約の解除(解約の方法)(不動産売却・購入成功術) 2008.11.11 長期譲渡所得と短期譲渡所得(不動産の税金いろいろ) 2008.11.11 相続税の節税問題(相続・贈与とその税務) 2008.11.10 土地成約価格(平米単価)の推移(2008年11月) 2008.11.10 中古マンション成約価格(平米単価...(続きを読む)
- 永田 博宣
- (ファイナンシャルプランナー)
住宅売却損失の損益通算の順序
損失と相殺する所得について順番が決まっています。 一定の住宅を売却し新たに一定の住宅を購入した場合で、その売却により損失が発生している場合には、確定申告をすることにより、その売却による損失と給与所得等を相殺することができます。 この相殺については、相殺をする所得の順番があります。 まず、その年分の経常所得の金額(利子、配当、不動産、事業、給与、雑所得の金額をいう)の...(続きを読む)
- 佐藤 昭一
- (税理士)
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