ペット行動コンサルタントSENDAの千田純子です。
当方にもそのようなご相談が多く寄せられます。

３歳になっているので、子犬の時のように簡単に慣らすことはできないかもしれませんが、飼い主さんに従順なのであれば、治すことはできなくても他人に対する攻撃をなくすことは可能です。

飼い主さんにできることは、まず、バスケットマズルを装着することです。飼い主さんには噛まないのであれば、それほど難しいことではないケースもあります。バスケットマズルを小着した状態で、水をできますので、他人と接触するときには必ず装着してもらいます。しかし、装着を嫌がる場合は、専門家の指導を受けた方が良いでしょう。

当方でも、そういうケースの場合、まずバスケットマズルを装着して、他人からご褒美をあげてもらって、他人に慣らしていって、すべてのケースで問題は改善されています。写真のワンちゃんは他人も飼い主も犬も吠えて噛んでいたのですが、バスケットマズルを装着しながら、トレーニングをすることで問題なく生活ができるようになり、赤ちゃんや２、３歳の子供とも一緒にいても大丈夫になりました。バスケットマズルをつけたことで安心して暮らせるようになった方もいますし、心配でワンチャンが大丈夫になっても死ぬまで散歩の時はバスケットマズルを送客していた方もいます。安心してバスケットマズルをはずせるまでトレーニングを続けていた方もいます。

mamamamaさんのワンちゃんはまだ３歳ですから、時間はかかるかもしれませんが、必ず直すことはできます。ただ、気性の強い犬なので、無理やりバスケットマズルをつけたり、叱ったり、叩いたり、蹴ったりするような方法を取ると、攻撃性が強くなり、飼い主にも噛み付くようになります。

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