小川 真也(しつけインストラクター)- コラム「徒然なるままにー2」 - 専門家プロファイル

小川 真也
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小川 真也

オガワ シンヤ
( 東京都 / しつけインストラクター )
ワタナベ・ドッグ・トレーニング 
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徒然なるままにー2

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2012-05-21 23:32

今回は「しつけ」の捉え方について。

以前、お客様からお伺いした話。


お客様:「本気噛みが直らないので、家族会議で犬の歯を削ることになったのですが、そうする前に出来ることは

      ないでしょうか?出来れば削りたくないのですが・・・」

私:「これまでにどのような対策をされてきましたか?」

お客様:「今トレーナーさんにお願いしているのですが・・・」

私:「そのトレーナーさんは、どのような対策をされていますか?」

お客様:「『犬の嫌がることはしないように』と、足を拭くのを嫌がるので拭かないようにしたり、触られるのも嫌がるので

     あまり触らないようにと言われたので、そのようにしてきました。」

私:「(は?)・・・そうですか・・・。それで良くなってきましたか?」

お客様:「6ヶ月続けていますが、あまり良くなっていません」

その後は、もし私ならこうする、と言う方法をお話したのですが、ポイントはそこではなく、

上記のトレーナーさんが取ってきた「対策」の部分です。


私の個人的見解では、これは「犬の現状を変えず、噛まれずに犬とうまく付き合っていく方法」だと思います。

最近よく謳われている「叱らない・犬の嫌がることはしないしつけ法」を勘違いしているトレーナーさんかな?

と感じました。

犬が嫌がるからと、拭かない・触らない、で、なんの「しつけ」になるのだろう?と。 時間は掛かりますが、

いずれは拭ける・触れるにするのが「しつけ」ではないのだろうか、と私は思います。


「しつけ」の捉え方に、かなりギャップを感じた出来事でした。



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