吉野 真人(医師)- コラム(4ページ目) - 専門家プロファイル

吉野 真人
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ヨシノ マサト
( 東京都 / 医師 )
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コラム一覧

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意外な病気にも威力を発揮!「漢方」は病める国・日本の救世主となるか?(6)

(続き)・・意外な病気や体調不良にも漢方薬の出番があります。例えば「肥満」です。肥満というと食べ過ぎや運動不足が原因となるため、食事のカロリー制限や運動療法などが治療の中心となっています。また肥満には糖尿病や高血圧、コレステロール高値などが伴いやすいため、血糖値や血圧、コレステロールなどを低下させる薬を使用することが少なくありません。すなわち肥満やそれに伴う代謝異常は、西洋医学中心の診療となりがち...(続きを読む)

2013/03/11 09:00

意外な病気にも威力を発揮!「漢方」は病める国・日本の救世主となるか?(5)

(続き)・・「痛み」を伴うような病気に対しても漢方薬が有効な場合があります。例えば「腰痛」に対しては、西洋医学では先ず痛みの原因を調べますが、多くの場合は特に目立った異常がなく、鎮痛剤や湿布などが処方されます。ところが鎮痛剤には胃の粘膜を障害するという深刻な副作用があるため、2人に1人くらいは胃炎にかかり、中には胃潰瘍を併発する人もいます。強い腰痛に対して麻酔薬を腰部に注射する「ブロック注射」によ...(続きを読む)

2013/03/09 09:00

意外な病気にも威力を発揮!「漢方」は病める国・日本の救世主となるか?(4)

(続き)・・続いて女性の間で増加傾向にある「更年期障害」の場合をみてみましょう。更年期障害とは、40台半ばから60歳前後の女性に於いて、女性ホルモンの分泌が急速に減少することによって引き起こされるホルモン欠落症状です。症状にはかなりの個人差がありますが、のぼせや多汗、手足の冷え、息切れ、動悸、不眠、倦怠感、イライラや憂うつ感などメンタル不調、頭痛、めまい、肩凝り、腰痛など実に様々な症状に悩まされま...(続きを読む)

2013/03/07 09:00

意外な病気にも威力を発揮!「漢方」は病める国・日本の救世主となるか?(3)

(続き)・・それでは日常診療に於いて、具体的にどのような問題点が存在するのでしょうか。例えば我々にとって最もなじみ深い病気である「風邪」を例にとって、西洋医学と漢方医学の対応の違いを考えてみます。風邪の症状はふつう、発熱、頭痛、のどの痛み、咳、痰、鼻水などがあり、人によっては腹痛や下痢、嘔吐、倦怠感、胸の痛みなどが加わります。病院へ行くと症状によって薬が処方されますが、西洋薬の場合は鎮痛解熱剤、鎮...(続きを読む)

2013/03/05 09:00

意外な病気にも威力を発揮!「漢方」は病める国・日本の救世主となるか?(2)

(続き)・・副作用は少ないが効果の発現が遅いという印象のある漢方薬が、静かなブームとなっている理由を考えるに当たっては、現代医療の「変質」というものに注目する必要があります。現代の日本は平均寿命が世界一のレベルとなるなど、先進国の中でも「健康長寿」を達成した国と評価されています。実際に乳幼児死亡率が世界最低クラスを維持するなど、様々な点で日本人が健康面で優れている点は少なくありません。ところが実際...(続きを読む)

2013/03/03 09:00

意外な病気にも威力を発揮!「漢方」は病める国・日本の救世主となるか?(1)

最近、内科外来の診療に於いて、女性を中心に「漢方薬」の処方を希望される方が少しずつ増えてきています。例えば風邪をひいた場合には、一般的な感冒薬や解熱剤、鎮咳剤、抗アレルギー剤などの「西洋薬」と、葛根湯をはじめとする「漢方薬」という2つの選択肢が存在しますが、漢方薬を選んだ場合には、症状や体質に合わせて葛根湯や小青龍湯、麦門冬湯などが投与されます。また更年期障害の女性が漢方薬を選択する場合には、当帰...(続きを読む)

2013/03/01 15:16

薬以上の効果も期待!?健康の味方「ビタミンC」は大活躍(6)

(続き)・・さて我々は大切なビタミンCを、毎日どのくらい摂取すれば良いのでしょうか。厚労省の推奨する摂取量は1日100mgですが、これは壊血病にならないための最低限の量であり、ガンなど様々な病気を予防するには到底足りません。最新の研究では、最低でも1日300mgかそれ以上は摂る必要があるとされています。またガンなどの病気がある方の場合は最低1g以上、可能ならば2~3gかそれ以上を摂ることが勧められ...(続きを読む)

2013/01/28 09:00

薬以上の効果も期待!?健康の味方「ビタミンC」は大活躍(5)

(続き)・・さてそのように有効性が再認識されたビタミンCですが、具体的にどのような作用を人体にもたらしているのでしょうか。様々ある作用の中で中心的なものは「抗酸化作用」です。体内の物質は電子を奪われることで「酸化」され、種々の悪影響を示しますが、ビタミンCは酸化された物質に電子を与え「還元」するのです。酸化された物質を還元し、酸化を防止することで、病気の予防や治療、体質の改善に寄与しています。 ...(続きを読む)

2013/01/26 09:00

薬以上の効果も期待!?健康の味方「ビタミンC」は大活躍(4)

(続き)・・さて各種ビタミンやミネラルが不足すると、具体的にどのような健康上の不都合が生じ、病気の発症へとつながるのでしょうか。栄養素の種類によって発生する欠乏症状や病気は様々ですが、栄養素は互いに関連し合って作用しているため、その欠乏症にはかなりの共通点があります。ここでは代表的な栄養素として「ビタミンC」を取り上げ、その役割と欠乏症状、健康のための活用方法をみていくことにします。   ビタ...(続きを読む)

2013/01/24 09:00

薬以上の効果も期待!?健康の味方「ビタミンC」は大活躍(3)

(続き)・・病気の成り立ちや治療、予防を考える上で最近特に注目されている栄養素として、「ビタミン」が挙げられます。ビタミンにはビタミンAやビタミンB群、ビタミンCなど多数あり、役割も様々ですが、全体的な特徴として、体内での各種酵素反応を触媒する役割や抗酸化作用など、実に幅広い役割を果たしています。糖質や脂質、タンパク質などといった3大栄養素の働きを補佐する、重要な役割も持っているのです。   ...(続きを読む)

2013/01/22 09:00

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