真山 英二
サノヤマ エイジ2011年1月 住宅ローン金利速報
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あけましておめでとうございます。
2011年1月の住宅ローンの金利速報です。
フラット35の金利が、前月(2010年12月)の大幅増から、さらに微増しました。
フラット35の金利は、長期金利に依存します。長期金利の代表的な金利は、新発10年国債の利回りです。具体的な各種金利については、財務省のホームページで確認をすることができます。
(http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/kinri/index.htm)
長期金利が上下する要因はいろいろとありますが、先月の上昇については、アメリカ政府の景気対策(金融緩和策)によって、邦銀が大きな損失を出し、その穴埋めに日本の長期国債を短期的に売却したことが原因と言われています。
長期国債の売却によって、債券価格が下落し、結果として金利の上昇をまねきました。一時的な金利のブレと思われますが、その影響を受けてフラット35の金利が上がってしまったのは、購入予定者から見るととても残念です。
フラット35(Sを含む)を検討している方は、経済ニュース等で世界のお金の流れの注目しておく必要があります。ちなみに、変動金利は短期プライムレートを基準としているため、今月も変動はありません。
2011/1/1 住宅ローン主要金利
都市銀行等(団体信用保険込み) *年数表示は固定期間特約付変動金利です。
みずほ銀行 2.475%(変動) 3.050%(2年) 3.250%(3年) 3.550%(5年) 4.000%(10年)
三井住友銀行行 2.475%(変動) 3.100%(2年) 3.300%(3年) 3.600%(5年) 4.050%(10年)
三菱東京UFJ銀行 2.475%(変動) 3.100%(2年) 3.300%(3年) 3.600%(5年) 4.050%(10年)
りそな銀行 2.475%(変動) 3.100%(2年) 3.300%(3年) 3.600%(5年) 4.050%(10年)
横浜銀行 2.475%(変動) -(2年) 3.050%(3年) 3.250%(5年) 3.600%(10年)
フラット35最低水準(固定金利、団体信用生命保険は別途)
SBIモーゲージ、日本モーゲージサービス 2.410%
以上、少しでもお役に立てれば幸いです。