カウンセラーの見波です。
気心の知れた友達がそばに居ないことは、とても辛いことだと思います。それも、小学生の時に仲の良い仲間に囲まれていたこともあり、より辛さが増してきてしまいますよね。何とかしたいけど、思うように親友ができない、学校にも行きたくないという気持ちも痛いほど伝わってまいりました。

でも、前の学校、仲間が良かったとずっと引きずってしまうと、より辛くなると思います。以前が良かっただけに、その思いを引きずってしまうと、今の学校や友達に対しても、どうしも嫌な面ばかり見えてしまうということもあるのではないかと思います。

また、長い人生の中で、1年とか2年とか、または数年間もあるかもしれませんが、その間、本当に信頼を寄せられる人と出会えないとか、そばに居ないということもあると思います。そばに居ないときは、本当に辛いと思いますが、そのような人と出会えたら、どんなに素敵なことで、幸せなことでしょう。その時の喜びは、きっとひとしおのはずです。あるいは、親友ではないけれど、身近な友達が、なんかのきっかけで、とても親切にしてくれたり、助けてくれたりすることで、親友になっていくこともあるかもしれません。

今は、そのような素晴らしい人と出会う準備期間と思うことも大事ではないかと思います。この期間に、自分の好きなことをしたり、何かに熱中したり、自分を伸ばす時間にすることで、あなたの良さや魅力も増してくると思います。そうすることで、あなたから見つけなくても、あなたの良さや魅力に気づいて、向こうから友達になりたいと近づいてくれる人もあるかもしれません。

つらい時にこそ、そのつらいことだけを見つめるのではなく、これからのことや、将来のことなども少し考えると、ほんの少し辛さが軽減することもあります。

あなたは、きっとあなたにとって、素晴らしい親友と出会います。（もう出会っているかもしれませんが）
なぜなら、あなたは、
「嫌な事は地味な子に押し付けるとか、いじめやハブりも普通にあっていて全然周りになじめませんでした」ということは、そういうことを平気でする人よりとても素敵で魅力があります。必ず人は、その素敵なあなたに気づくときが来ると思います。

早く、そうなることを願っております。