対象:一般歯科・歯の治療
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受け口が自力で止められたのではなく、重傷の受け口で
チンキャップを長期間用いたとしても、下顎の成長方向を多少変えることは出来ても、成長の量を抑えることは出来ません。したがって、受け口が自力で止められたのではなく、あなたがアントニオ猪木のような重症(遺伝的骨格的な下顎の過成長)の受け口ではなかったということです。
軽度の受け口とは、原則として、骨格的な要因(下顎の過成長や上顎の劣成長など)が無く、前歯だけの噛み合わせに主な問題がある受け口のケースを指します。この様なケースで、上顎の前歯を拡大すれば受け口が治る場合には、矯正装置を装着してから1年程で、歯を動かす矯正治療は完了します。 その後、歯が戻らないための保定装置を歯を動かした期間と同じだけ使用する必要があります。しかし、多少でも骨格的要因があるケースでは、下顎の奥の歯を抜いて、前歯を引っ込める必要がありますが、歯を動かす期間は2年程かかります。いずれにしても、受け口の程度によって、治療法や治療期間は異なりますので、矯正歯科専門医による診断を受ける必要があります。
関連サイト)
受け口・反対咬合 (外科手術を用いた症例)
http://profile.allabout.co.jp/pf/koyata/column/detail/33989
反対咬合です 最初は島田紳助だったのですが
http://profile.allabout.co.jp/pf/koyata/qa/detail/16474
受け口のせい? だんだん顔が大きくなっている?
http://profile.allabout.co.jp/pf/koyata/column/detail/25504
青山審美会歯科矯正クリニック(渋谷駅・表参道駅) http://www.aoyama.or.jp/
舌側矯正専門サイト http://www.koyata.com/
回答専門家
- 小谷田 仁
- (東京都 / 歯科医師)
- 医療法人社団審美会 青山審美会歯科矯正クリニック
約30年の実績による舌側矯正と審美矯正。質の高い治療に努めます
東京都渋谷区にある、矯正歯科・審美歯科・歯列矯正の専門医です。 特に舌側矯正(裏側矯正)に関しては、開業医としては日本で初めて全面的に臨床に取り入れ症例数4400件以上(1980年1月~2011年1月)を超えています。確かな技術と安心の提供に努めています。
考えられます「治療方法」は・・・
受け口の治療法として「矯正治療」と、
「外科的にあごの骨を削って、あごを引込める治療」が考えられますが、
軽度の受け口の場合、2年前後の矯正治療で改善される場合が多いのです。
お近くの矯正歯科で、治療法方や費用など詳しくご相談下さい。
■審美歯科 ホワイトニングのホワイトホワイト
回答専門家
- 石井 府中
- (歯科医師)
- 審美歯科ドクター
ミス・ユニバース公認。白い歯で美しい笑顔をプロデュース
ひとりひとりのお口のコンディションを考慮し、セラミック治療を中心にインプラント、ホワイトニング等、あらゆる手法を駆使して、歯のお悩みを解決。恵比寿、新宿、銀座にある各医院は、駅から徒歩3分以内で、通院にはとても便利です。
堀内 晃
歯科医師
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軽度の受け口なんですね。
こんばんは、はじめまして堀内と申します。
骨格的にずれが大きくなければ、下顎があまり前に出ていないのであれば通常のでこぼこ歯列なんかの治療とおなじように約2年ほどで治療が完了するでしょう。
ただし、歯列のずれはやはり矯正の専門医のところでしっかりとした診断をしてもらってからになりますよ。早くはじめればそれだけ早く終わりますのでなるだけ早く受診されることが望ましいでしょうね。
晝間 康明
歯科医師
-
受け口の治療方法について
こんにちは,東京都立川市ひるま矯正歯科の晝間康明です.
噛み合せの異常は,歯の位置異常による歯槽性(しそうせい)の異常,上下顎骨の位置関係が前後,側方,垂直的にズレる骨格性の異常に大別できます.そして実際の臨床では歯槽性の異常と骨格性の異常が複合的に発現しています.
また,通常の矯正治療では歯を移動して治すため歯槽性の異常による口唇周囲軟組織の突出感や緊張感は改善できますが顎の先端部の突出感などは改善できません.一方,外科手術を伴う矯正治療では歯の移動だけではなく顎全体を移動して矯正治療を行なうため,口唇周囲軟組織だけでなく顎の尖端や輪郭の左右対称性など顔貌全体の改善も可能となります.
したがって,「軽症の受け口」と判断された症状が歯槽性の異常が軽度なのか,骨格性の異常が軽度なのかによって治療方針が変わってきます.また,「軽症の受け口」の何を治したいのか,つまり下顎前歯が前方に突出している事による下唇の突出感の改善を求めているのであれば矯正治療単独で改善が可能でしょうし,軽症ではあるものの下顎骨全体が前方に突出している受け口を改善される事を希望される場合には外科矯正の適応ともなりえます.
そして,これらの要件によって治療方針や治療期間は大きく変化します.
例えば矯正単独の治療方針であれば保険が適用できませんので100万円前後の治療費が必要ですが,外科手術を伴う矯正治療が必要と判断されれば保険適用となり矯正治療費と手術費用で50万円前後になります.そして,抜歯を伴う矯正治療の場合2年から2年半の期間が必要になる場合が多く,抜歯が必要でない場合は1年半から2年で治療が可能と思われます.
以上の様に,咬合の異常の成因と求める治療結果によって治療方針,治療期間,治療費用は変化します.
まずは矯正歯科を受診され実際にお口の中を診ていただく事が良いでしょう.
参考になれば幸いです
(現在のポイント:-pt)
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