「ナチュラル」でいきましょう

葉虫さん、こんにちは。

キッチンデザイナーの近藤壯一郎です。

オープンなナチュラルテイストあふれるLDK、そこに付けるキッチンの扉の色をどうしようかとお悩みとのこと。

床がチーク、ダイニングテーブルや椅子もむく材とくれば、キッチン扉も木目にしたいですね。壁や天井がホワイト系ならベストマッチングです。

扉の把手はビルトイン機器(シンク、コンロ、フードなど)の色味に合わせましょう(ステンレスならシルバー色の把手とか)。

さらに、ワークトップを「石目柄」や「砂目柄」にして、キッチンバックには光沢を抑えたラフな感じのタイルなどを貼ればより「ナチュラル」感が得られます。


また、もしキッチン扉を白にしたい場合は、できれば「オフホワイト」や「アイボリー」でマットなものにしましょう(真っ白な鏡面仕上げはおすすめしません)。

ワークトップは木目がベストですが、ちょっと濃い目のブラウンの「石目柄」などにしてもよく合います。ついでにキッチン扉の把手を木製にできればなおいいですね。

ほかの色も「あり」ですが原色は避けたほうが無難です。

成功するポイントは部屋の中でアクセントとして使っている色(例えばテーブルクロスやカーテンなどのファブリックの色)に合わせるということ。淡いトーンのイエロー系、ブルー系、グリーン系などのキッチンもおしゃれですよ。


いずれにしても、ナチュラルテイストを生かすならできるだけキッチン扉に「鏡面仕上げ」のものは使わないほうがいいと思いますがいかがでしょう?