扇形のリビングについて

やえちゃん様

はじめまして、フリーハンドイマイの今井大輔と申します。
変形した間取りというのはなかなかインテリアのレイアウトが難しく、「どうしよう・・。」構えてしまうところがありますが、思い切ってその扇形を活かして、遊びのあるゆったりとしたスペースを作ってみてはいかがでしょうか。
四角い部屋は用途を決めやすいですが、ラウンドしてつながっている壁は、曖昧な空間を作りやすいので、さらに円形を意識したダイニングテーブルやローテーブル、ラグなどを持ってくることで、隔たりのない印象が生まれて、和室からリビング、そしてダイニングがひとつにつながったように見せることができるのではないかと思います。
またこういう変形した間取りこそ、私たちの作っているようなオーダー家具を取り入れてみるのも良いのではないかと思います。
FIX窓が床から60cm上がったところにあるのならその60cmを活かして、弧を描くように低いボードを作ってそこにテレビや雑誌やいろいろなものがしまえるようにしてしまえば、曖昧な空間がシンプルになるのでより大きな一つのスペースに見せやすくなるのではないかと思います。

参考例:

背の低いテレビボードその1:no.b-211 「ずっと前から」　荒川　Y邸


背の低いテレビボードその2:no.b-170 「自然と落ち着く」　つくば O邸

扇形ではないですが、広がりのあるテレビボード:no.b-219 「ゆめ見ていた」　町田 H邸

楽しんでレイアウトして頂ければと思っております。

参考になれば幸いです。