対象:ビジネススキル
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西部 直樹
ビジネススキル講師
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心構え・視線・構成の3つを変えるようにしてみよう
緊張して、何を言っているのかわからなくなる。というのは、ちょっと辛いですね。
改まった席で何かを発言するのは、緊張します。緊張すると、緊張してはいけないとか、上手く話さなくては、とかプレッシャーから話すことがわからなくなってしまいます。
そこで、心構えを変えて、視線を変えて、構成(話の組み立て方)を変えると、少し堂々と話せるようになります。すこしできたら、徐々に本当に堂々と話せるようになると思います。
心構えを変える
緊張してはいけないから「緊張を楽しむ」くらいの心構えに変えましょう。
禁教するのは、「失敗してはいけない」とか「上手いことを言わなくてはいけない」とか、自分のハードルをあげすぎているから。「失敗しても地球が終わるわけでもないし、人生終了になるわけでもない」と考えると、少し緊張は和らぎます。
視線を変える
堂々とした振りをすると、だんだん本当に堂々と話せるようになります。
上手く話そうと思うあまり、聞き手を見ないことがあります。
視線が合わないと、聞き手はなんだか自信が無いように思ってしまうものです。
そして、聞き手を見ないと、自分の話がどのように伝わっているのか、理解されているのかもわかりません。
しっかりと視線を聞き手に持っていきましょう。
でも、目が合うと緊張するとか、聞いてないような人がいると心が折れるとか、と思います。
聞き手の目を見ることができないなら、口もとを見ましょう。それでも、聞き手は自分の方に向かって話をしている、堂々としているなと思います。
複数の人を相手に話をするなら、人と人の間、人の肩口を見ても大丈夫です。聞き手の様子もわかり、聞き手も見られているなと思います。
聞き手の方を見ることができると、何となく自信もわいてきます。
行動が気持ちに変化をもたらすのです。
しっかりと聞き手を見て、堂々としたフリをしてみましょう。
構成を変える
聞き手が聞きたい順に話をしてみましょう。
話が取り散らかっている人は、思いついた順に話してしまいます。
思いついた順だと、自分でもなにを話しているのかわからなくなったりします。
聞き手もなにを話しているのかわからなくなります。
思いついた順に話していくと、結論が最後になりがちです。
最後に結論が来ると、聞き手は、結論の前まで話されていたことと結論がどのような関係なのか、結論の根拠として妥当なのかどうか、検討したくなります。結論の前のことを思い出し、結論との関係性を検討し、と手間がかかります。
手間のかかることは避けたいものです。
なので、聞き手は、結論から聞きたいのです。
でも、思いついた順番では、結論が最後に来てしまう。
なので、話す前に少しの間をとる、相手の言ったことを復唱する、など考える時間をとりましょう。
そんなに素早く考えがまとまらない、と言いたくなります。最初は時間がかかるかもしれませんが、少しずつ練習をしていくと、素早く自分の言いたいこと「結論」に辿り着けるようになります。
結論に辿り着いたら、それを最初に言うのです。
そのあとは、なぜその結論になったのかを説明し、最後にもう一度結論を言って念押しをします。
考え方を変え、視線を変え、構成を変えてみて下さい。
補足
話し方は練習で、改善していきます。
プレゼンテーションセミナーなどで、基本を学んで下さつぎ
練習はPDCAサイクルを廻していくといいです。
自分の課題を設定して、実践してみましょう。実践の時は自分の発言をボイスレコーダーなどに録音するといいでしょう。あとで振り返り、チェックをして、次の課題を見つけて行きます。
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この回答の相談
私の後輩なのですが人前で話しをするのが苦手な方がいます。私や親しい人とはスムーズに話せるのですが、会議などで当てられると一気に緊張して舞い上がり、何を言っているのか分からないことがあります。私… [続きを読む]
スノー2250さん (島根県/39歳/女性)
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