齋藤 進一(建築家)- Q&A回答「段差のあるバリアフリー」 - 専門家プロファイル

齋藤 進一
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を

齋藤 進一

サイトウ シンイチ
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
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和室の一部だけを木の床に・・

住宅・不動産 住宅設計・構造 2010/01/01 14:00

 現在家の建て替えを検討しています。

 76歳の母が膝を煩い、長時間の歩行や僅かな段差に悩んでいる状態で、殆ど外出はしていません。家の中での歩行は短時間なら問題ありませんが、座る、休むのに高めのベッドを利用しているので、見積もりを取った業者の方に「部屋は洋室でなければ」と言われたそうです。

 和文化が大好きな母には何とか畳の部屋で過ごさせたいと思うのですが、ベッド周囲だけを「床」仕様にする事は難しいでしょうか。
「バリアフリー」思考が普及してきているだけに段差は配慮してもらえると思いますが、畳の変形は制作やメンテナンスが困難でしょうか。

 畳にカーペットも考えましたが、多種のアレルギー、喘息も患っている母は嫌がります。
 是非アドヴァイスいただけたらと思います。宜しくお願い致します。

Itoviさん ( 埼玉県 / 女性 / 45歳 )

段差のあるバリアフリー

2010/01/06 08:55

はじめまして やすらぎ介護福祉設計 斎藤と申します

お年寄りの方の和室に対する愛着心は深いものがありますよね(^^)

段差のないバリアフリーが当たり前と思われる昨今ですが、お母様の膝の状態を考えるとベッドの高さレベルまであげた畳床スペースを設けるのも一つです。

フロアレベルの畳床は立ち座りに膝の負担を伴いますし、将来 車いすの導入を考えた場合好ましくありません。

床の高さを上げた畳床の利点は、ベッドのように腰掛けられることや一部を掘りごたつのように出来ることです。

リウマチを患われた利用者さんへよく使う手法ですが、実際利用されるお母様のご意見をもとに住みよい環境が出来ることをお祈りいたします。


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