齋藤 進一(建築家)- Q&A回答「バルコニーの新しい用途」 - 専門家プロファイル

齋藤 進一
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を

齋藤 進一

サイトウ シンイチ
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
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ベランダについて

住宅・不動産 エクステリア・外構 2009/08/24 02:24

新築3階建てを検討しており、2階をリビングとベランダにする予定です。現在、ベランダに敷く素材をタイルにするか木にするかで悩んでいます。
方角は西側を向いおり、横幅5m(北南)奥行き2m(東西)です。
ベランダとリビングは段差をなくし、フルオープン可能な窓で仕切る予定です。用途としては、子供のちょっとした遊び場と、夕涼みスペースと考えています。木とタイル各々の特徴や長所・短所等があれば教えて頂けると幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

kaikaiさん ( 愛知県 / 男性 / 35歳 )

バルコニーの新しい用途

2022/07/05 16:11

(過去ログへの回答)
戸建て住宅のバルコニーは外付けの形式とルーフバルコニーの形式に分かれます。

外付けの場合、バルコニー幅(出寸法)によっては「建蔽率」に絡んだり、下部に柱が必要になったりするので、設置時点での検討がポイントになります。

ルーフバルコニーの場合は下屋が室内になるので、「防水方法」や雨水排水の方向などがポイントになります。

今までの主用途が洗濯物を干したり、スペースがある場合はバーベキューや子供用プールを設置したりですが、これからは災害時の避難経路や仮設スペースとしても考慮すべきかと感じます。

「自宅内避難」として留まる場合は、仮設トイレは室内では臭気の問題があるので、画像のような専用テント内にバルコニーに設けると衛生的にも安心です。

また、屋根からの雨水を雨樋でそのまま捨てず、バルコニーに「レインセラー(画像)」などの貯水タンクを設けることで、ちょっとした手洗いなどにも利用できるので、注文住宅にバルコニーを設置される際は動線も考慮されることをオススメ致します。

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