齋藤 進一(建築家)- Q&A回答「床補強」 - 専門家プロファイル

齋藤 進一
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齋藤 進一

サイトウ シンイチ
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
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昭和8年築の家

住宅・不動産 住宅設計・構造 2009/03/02 13:12

はじめまして。

購入を検討している物件が昭和8年築の木造です。

もし、空手の練習とかして、ドタバタしていると床が抜けるってことありますか?

または、頑丈になるように補強は出来ますか?その場合はこのくらいの予算でしょうか。。。

ロロノアクリさん ( 東京都 / 女性 / 34歳 )

床補強

2009/03/04 20:46

こんにちは やすらぎ介護福祉設計 斉藤と申します。

東京で昭和8年に建てられたというと、昭和20年の東京大空襲を生き延びた貴重な建物ですね。

居室の床はフローリングではなく、畳がメインなのではないでしょうか。

もし''空手道場として使用されるなら''、床補強は必須だと思います。人数の多小や内容が「型のみ」なのか「組み手」があるのかにも寄りますが、かなりの集中加重がかかると思われます。
ただし柔道等のような、投げによる体重圧がかかるわけではないと思いますので、現状の床を上げてみて''床下に束の増設ができるか''業者さんに確認していただくことをオススメ致します。

構造体の土台や大引きの強度が期待できず、基礎も「布基礎」の場合は、かなりの補強工事となりますので、購入される前の調査結果でご検討されてはいかがでしょうか。


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