齋藤 進一(建築家)- Q&A回答「近隣への配慮と福祉住宅」 - 専門家プロファイル

齋藤 進一
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を

齋藤 進一

サイトウ シンイチ
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
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隣家の採光

住宅・不動産 住宅設計・構造 2008/11/18 16:27

来年あたりから本格的に建て替えの
検討をしたいと思っています。

今の家は隣家との距離がほとんどなく
声も足音も丸聞こえです。

ただ山間に家を建て替えるので冬は光が入りにくく
隣家同様3階建ての二世帯を検討中です
その場合 隣の採光が今より入りにくくなると
思われますが その配慮も必要でしょうか?
気にすると思うような家ができないのですが・・・。

抽象的ですがよろしくお願い致します

みみたんさん ( 岐阜県 / 女性 / 36歳 )

近隣への配慮と福祉住宅

2008/11/18 21:32

最近いろいろなサイトのQ&Aでよくご質問を受けるのは、「近隣が住宅を建てるときの配慮が欠如しているがどうすればよいか」という内容です。

もちろんデザインや配置は建て主の自由ですが、以下の配置は多少なり考慮すべきだと思います。

''1.窓の位置''
隣家の窓の位置とバッティングするといつもカーテンを閉めっ放しになってしまいます。。

''2.トイレやキッチンの排気フードの位置''
お隣のキッチンの排気が我が家の洗濯物やリビングの窓に直接当たったら気分が悪くなります。。

''3.植栽の位置とカーポート屋根の勾配の向き''
雪が降る地域でカーポート屋根に乗った雪が雪解けで隣家に落ちたり、植栽の枯れ葉が落ちることで、近隣関係が悪くなるケースがありました。。

建物の高さや敷地境界からの離れは、基準法通りに設計していれば問題はありません。

また、二世帯住宅ということなので出来れば在宅時間の長いお年寄りの方は上階で日常を過ごせるとよいのですが、ホームエレベーターの設置などクリアすべき課題も出てきます。

光の井戸(中庭)を設けたりして、外周部より内部に窓を増やすデザインなどいろいろ考えられますのでこれからが楽しみですね(^^)

ご参考まで


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