齋藤 進一(建築家)- Q&A回答「戸建て免震住宅にもデメリットが」 - 専門家プロファイル

齋藤 進一
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齋藤 進一

サイトウ シンイチ
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
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耐震住宅について

住宅・不動産 住宅設計・構造 2006/01/18 10:20

今耐震住宅が問題になっていますが、マンションとかではなく、一戸建てでも震度7や8でも壊れないような耐震住宅にできると聞いたのですが、詳しく知りたいのですが。

yunokouさん ( 千葉県 / 女性 / 39歳 )

戸建て免震住宅にもデメリットが

2007/05/01 11:49

戸建て住宅分野で免震工法に強いのは、開発費をかけられるハウスメーカーが多いのが現状です。
マンション同様、基礎部分に免震積層ゴムをはさむパターンなどいろいろあるようですが、建物が無事でも傾いてしまっては仕方がありません。。

マンションは現場打ちコンクリート杭など大深度の杭と免震工法を併用して効果を発揮していますので、戸建て住宅に免振工法を導入するならば地盤に対する配慮が必要となります。

また免震ゴムの劣化や基礎が動く部分のクリアランスが必要なため、民法の敷地境界から50センチのクリアランスプラスアルファ離さなくてはなりません。

横揺れに強いものが多いのですが、直下型の縦揺れに対する課題が多いのも現状です。

一戸建てに免振の技術が一般的に使われるのは少し先になりそうですね。。。

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