齋藤 進一(建築家)- Q&A回答「スケルトンにしてみては」 - 専門家プロファイル

齋藤 進一
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を

齋藤 進一

サイトウ シンイチ
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
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ロフトの手すり壁

住宅・不動産 住宅設計・構造 2008/01/08 18:27

現在、家を建設中(今月中に引渡しの段階)の者です。
主寝室(8.06畳)にロフト(5畳)を設け、ロフトの奥側(南向き)に横長のスリット窓160cm(W)×23cm(H)を入れています。この窓が下から見えると空を切り取る窓になり、とても気持ちの良い眺めになります。主寝室のロフトと反対側にドアの無いウォークインクロゼットがあるので、主寝室の端のほうに立てばスリット窓が見えていました。(上棟確認時)
しかし、残念ながら、ロフトの手すり壁(高さ40cm)が普通の壁になっている為、丁度壁が窓と重なってしまっており、窓が望めません。
この壁を細い金属の大き目の格子のもの(モデルハウスにあるもので特注品とのこと)に取り替えての工事にすると、ざっくり見積もって25万とメーカーからの回答でした。これから外構の事もあり、この額は厳しい金額です。コストを極力抑えて、なんとか空を望める部屋にできないでしょうか。
メーカーの設計担当からは、腰壁を(10.6cm)に下げる提案が返ってきましたが、それではロフトとしてあまりに危険な感じがして恐いという印象です。
よろしくお願いいたします。

mokaさん ( 千葉県 / 女性 / 35歳 )

スケルトンにしてみては

2008/01/08 19:27

moka様

すでに出来上がってしまった腰壁を壊し、別のものに発注し直すのは気が引けたりしますが、mokaさんのこだわりのゾーンなので諦めたくないですよね(^^)

特注品ってどんなものでも高いので、安いもので工夫してステキな空間にしたいものです。

部屋全体の仕様がわからないので合うか分りませんが、すでに施工された腰壁の石膏ボードを''アクリル樹脂板''に変更するだけでも大きくイメージが変ります。
アクリル樹脂板はガラス同様高い透明性を持ち、腰壁用にも使用できる「耐衝撃性」に優れたものがあります。

参考 旭化成 デラグラスKM 厚3ミリ 1000×2000サイズで約11,000円

腰壁下地の柱や間柱も見えてしまうため、塗装や他のクリア系部材に変更するなどして「スケルトン」にしてみてはいかがでしょうか。

W1600ミリの窓がそのまま見えるようになるといいですね。


やすらぎ介護福祉設計  齋藤

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