齋藤 進一(建築家)- Q&A回答「鉄骨造の外壁メンテナンス」 - 専門家プロファイル

齋藤 進一
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を

齋藤 進一

サイトウ シンイチ
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
Q&A回答への評価:
4.6/147件
サービス:4件
Q&A:559件
コラム:3,746件
写真:1件
お気軽にお問い合わせください
048-935-4350
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼
やすらぎ介護福祉設計のホームページはこちらから(※外部サイトへのリンクです)
ホームページ

旭化成パワーボード

住宅・不動産 新築工事・施工 2017/02/01 17:28

外壁はすべて旭化成のパワーボード(ALC)ですが、玄関の周りにだけパワーボードの上に「タイル」を張りたいと考えています。
工務店の担当者は問題ないとのことでしたが、少しネット等で調べると漏水などの問題あり?
との情報もあり、迷っています。
それと、パワーボードの上の塗装材についても迷っています。
工務店の標準仕様ですとアクリル製の塗装材とのことですが、
少し割高になってもシリコンやフッ素の塗装材を使用すべきか?とういう点です。
どうぞよろしくお願いいたします。

Lucky君のママさん ( 埼玉県 / 女性 / 49歳 )

鉄骨造の外壁メンテナンス

2020/10/08 18:59

(過去ログへの回答)
鉄骨造の仕組みは木造同様に柱・梁・筋交いが構造材として地震などに効果があり、ALCは動く外壁になるので、その上に動かないタイルを張ることは剥離の原因になるので基本的にはお勧めできません。

ALC板には繋ぎ目の目地にシーリング材を充填しており、この上にタイルを被せ張りするのが一番問題になりやすいです。

タイル目地・デザインを好まれる場合は、デザインパネルを使用されるのが安心で、木造と違い外装材を張り替えるリノベーションも選択肢の一つかと思います。

フッ素やシリコン塗装において価格は高いですが、ALCと相性は良く耐候性(雨、風、気温変化に強い)、耐用年数が長い、光沢の持続性などに優れています。

アクリル・ウレタン系も最近は品質が上がってきましたので、メンテナンス周期と積立費用を考慮の上、決められると良いですね。

ALC住宅にお住いの方にもご参考まで

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム写真