齋藤 進一(建築家)- Q&A回答「終の棲家へのリフォーム」 - 専門家プロファイル

齋藤 進一
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を

齋藤 進一

サイトウ シンイチ
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
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ハウスメーカの住宅リフォームについて

住宅・不動産 リフォーム・増改築 2013/03/22 11:31

築20余年のハウスメーカ戸建住宅のリフォームを検討しています。
新築当初から不具合対応処理などメーカを信頼しきれていない状況ですので、依頼するなら他社を希望しています。とは言え、メーカ独自の製法や素材を使用した住宅です、他社の施工は現実的ではありませんか?
それとも、このたびは二世帯バリアフリーのための全面リフォームですので、スケルトン式リフォーム(リノベーションでしょうか?)なら、どの業者が実施されても問題はありませんか?

小松さん ( 埼玉県 / 男性 / 74歳 )

終の棲家へのリフォーム

2013/03/23 12:50

はじめまして やすらぎ介護福祉設計 斉藤と申します。

築年数から比較的新しい建物と言えますので、メーカー独自の製法・素材がどんなものなのか 図面・仕上げ表などに記載されていると、リフォームもやりやすいですね。

二世帯バリアフリー住宅となるとスケルトンリフォームの際、段差解消のため床・土台高さの変更や廊下幅・部屋の間仕切り位置変更など、構造体を弄る事によって新たな確認申請を出す必要が生じると思って計画されたほうが確実だと感じます。

リフォーム自体はどんな業者さんも可能ですが、二世帯バリアフリーリフォームとなると経験のあるところに依頼されたほうが安心です。

・小松様のご家族構成・ライフスタイルを加味したプランの作成

・二世帯ゾーンの割り振り(共用部分の範囲分け)のご提案

・ご家族に障がいをお持ちの方が居られる場合、症状に合わせた環境構築

・二世帯バリアフリーリフォーム施工で利用できる助成金・補助金などへの知識

など設計事務所に求められる範囲が多岐にわたり、建物が竣工した後からもお付き合いが続けられることが、終の棲家として対応できる条件だと思います。

施工技術としてはどの業者さんも問題ないと思いますので、「信頼できる」相手探しが重要ではないでしょうか。

設計事務所や工務店さんの考え方などは、実際に連絡する前にホームページやブログなどをチェックすることで、どんな相手なのかある程度把握できます。

弊社の場合は、スケルトンリフォームで二世帯バリアフリー住宅にする際は、「耐震リフォーム」・「エコリフォーム」も含めたご提案をさせていただいております。

小松様だけでなくご家族の皆様とも相性の良いご依頼先が見つかるといいですね。

1日遅れの回答ですが、ご参考になれば幸いです。

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