こんにちは

片付けコンサルタント＆ﾗｲﾌｵｰｶﾞﾅｲｻﾞｰの

宮崎　佐智子です。

お子さんの片づけで困っているお母さんは本当に

多いように感じています。

お子さんが片付けることで、得られるいいことを

たくさん感じてくれたら、きっと片付け大好きになるのでは

ないでしょうか。

今日は「お子さんの片付け」について、お話します。

我が家の子どもたちが小さいころ、片付けないで、

遊び呆けていると、

「出したままにしてるおもちゃは捨てるよ」と

脅していました。

今思えば、なんて下手な方法で子育てしてたんだ、

と反省しきりです。

決まって、子どもたちは、「捨てるはずないもん」

と高をくくっていました。

しかし、私はそんな甘い母ではありませんでした。

「捨てる」と言って、片付けなかったら、３回言っても

効かなかったら、即効捨ててました。

鬼母ですね。

その効果があってか、お母さんは言ったことは実行する

と学んだんですね。

私のように本当に捨てると効果もあるかもしれませんが、

そうでなければ、見透かされて逆効果ですね。

そこで、賢いお母さんは、お子さんに自分で考える力を

養わせてください。

「片付けないことでどんな困ったことが起こるか」

具体的に考えさせてみてください。

散らかしっぱなしにしていると大事なおもちゃを踏んで

壊すだけでなく、足にもけがをするかもしれない。

片付けないでいると、次に使いたいとき、すぐに

探せなくて、時間ばかりが過ぎてしまうかもしれない。

逆に、「片付けることで起こるいいこと」

も考えさせてみましょう。

探し物がなくなる

すっきりして気持ちいい

お母さんにおこられなくなる

自分で片付けたら達成感が得られる

デメリットよりメリットが多く感じられたら、子どもも

大人も、「片付け」の優先順位が上がるのでは

ないでしょうか。

今は息子も高校生なので、さすがに

「片付けなさい」は言いませんが、

勝手に部屋に入るのを嫌がるお年頃ですので、

節目の時に、声掛けをしています。

例えば、１学期、２学期と、学期が終わった時に

「本棚一杯じゃない？」とさりげなく言います。

すぐにはしなくても、自分の気分が乗った時には

片付けています。

片づけを通して、生きていくうえで大切な力を

身に付けることができます。

自分のことは自分で出来る子どもに育ったら

お母さんも自分の時間を楽しめますね。

そして、家族みんなが協力し合って、みんなの家、

空間をつくる楽しさ、喜びを味わってみましょう。

より楽に暮らす方法、探してみましょう。