石橋 大右(住宅設備コーディネーター)- コラム「太陽光発電がある家庭の光景」 - 専門家プロファイル

石橋 大右
太陽光発電とオール電化を追及するプロフェッショナル

石橋 大右

イシバシ ダイスケ
( 大阪府 / 住宅設備コーディネーター )
株式会社和上ホールディングス 代表取締役
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太陽光発電がある家庭の光景

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2013-02-01 10:28

地球温暖化や異常気象、さらに原発問題など・・・世の中には考えなくてはならないこと、考えざるを得ないことが山積みです。

そしてそんな世の中になったからこそ、自然エネルギーの利用やエコ、また防災などに興味を持つ方も多くなったことでしょう。

近年、企業はもとより個人の住宅にも、太陽光発電システムを導入する方が増えてきました。そんな背景には、上記のような事柄があるのかもしれません。


とはいえ、太陽光発電システムを個人の住宅に導入することは、今すぐ電気屋に行ってお金を払い品物を持って帰る、というようなわけには、当然ながら、いきません。費用を始め、住宅の立地条件、状態、取りつけ工事など様々に考えることが出てきます。

費用だけ取っても、導入するには平均で200万円前後はかかりますし、後々のメンテナンス料なども考えに入れておかなければならないでしょう。


しかし、導入時に費用がかかっても、様々な面で大変なことがあったとしても、導入したからこそのメリットが、太陽光発電にはもちろんあるのです。

その太陽光発電のメリットのいくつかを、ここではご紹介していきましょう。

太陽光発電のメリットを簡単に箇条書きしてみると、以下のようになります。


・災害などの非常時に、非常電源として活用できる。

・ソーラーパネルの断熱効果による快適空間が得られ、同時に冷暖房費の節約になる。

・長い目で見た時、光熱費が断然お得になる。

・エコや環境問題に対する意識が変わる。


それでは、それぞれをもう少し細かく、見ていくことにしましょう。


まず、災害などの非常時に役に立つ、ということは何となくでもイメージがつくかと思います。太陽光発電はその名前の通り太陽光を利用した発電システムのことですから、それを自宅に導入することは自宅で発電を行えるということ。災害などで停電になった時も、自宅の発電システムを非常電源として使用することができます。

ただし、太陽光発電は普段からそれのみで発電するわけではなく、電力会社と連動して動いているため、非常用として使うためには自立運転に切り替える必要があったり、非常用電源の場所を確認しておいたりなど、事前の準備が必要となります。

しかし太陽光発電があれば、非常時の備えになることは間違いありません。


こちらは意外と知られていないかもしれません。ソーラーパネルは、そのものに断熱効果があるのです。つまり屋根に設置されているだけで、家の中を、夏は涼しく冬は温かくという空間にすることが可能なのです。

太陽光発電を使用することでももちろん光熱費の節約になるのですが、そもそも冷暖房の使用頻度を下げることも可能となり、さらなる節約を期待することができます。


そして長い目で見た時、光熱費が断然お得になるということ。太陽光発電システムを導入する時、たいていの場合は、家を建てたり購入する時のように、20年や30年と長期間使うことを前提にします。

そして、太陽光発電を導入する際に必要な金額は、おおよそ200万円前後で、これは12年程度で元を取れる値段です。

また、太陽光発電を使用することによって、電気代は年で約4万円節約することができるのです。つまり、太陽光発電を長く使えば使う程、光熱費を節約することが可能となっていくのです。


最後に、少しピンとこないかもしれないのは、エコや環境問題に対する意識が変わる、という点でしょうか。

これは、人の意識の問題ですから、人それぞれかもしれません。しかし実際に太陽光発電システムを導入した家庭では、太陽エネルギーで実際にお湯を沸かしたり電気を点けたりすることで、より環境のありがたさ、自然の大切さやありがたみを実感したと感じる方がいます。

普通に暮らしていては、環境問題を実感する機会は少ないでしょう。太陽光発電システムは、そんな環境の力、自然のありがたみを感じる身近な存在であると言えます。


太陽光発電を導入した後、家庭がどのように変わっていくのか。様々なところにイメージをわかせ、導入するかどうかの判断の手助けにしてください。


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