大泉 稔(研究員)- Q&A回答「医療保険は不要です…入院日数が短くなっていますからね」 - 専門家プロファイル

大泉 稔
突然の相続で…困っていらっしゃいませんか?

大泉 稔

オオイズミ ミノル
( 東京都 / 研究員 )
「保険と金融」の相続総合研究所 
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生命保険の見直しについて(40代・50代)

マネー 生命保険・医療保険 2015/07/05 18:21

現在、加入している生命保険の見直しを夫婦で相談しながらやっていますが複雑で難しく決められません。今の加入状況としては、
【加入中の保険】明治安田生命 ライフアカウントL.A
【保険料支払い期間】75歳満了
【保障内容】死亡保障3000万
【月保険料】月額¥16000ちょっと
特約が諸々ついております。
現在、私が40代半ば、妻が50代で子供なしの夫婦二人の生活です。
今後の老後のことを考え始め、子供もいないため死亡保障3000万もいらないと思え、また月々の支払い負担も減らしたいと考えており保険の見直しを行っている最中です。若いころ生保レディに言われるままに入ったライフアカウントL.Aですが、特約がいっぱいありセット販売されている保険のようで貯蓄性もあまりなさそうと感じております。
しかし、保険の種類も、終身や定期、低解約返戻金型終身など種類が多く、保険会社のHPを見てもなかなか難しいです。
今、考えているのはライフアカウントL.Aを解約し、県民共済、コープ共済、オリックス生命、マニュライフ生命が主な候補で乗り換え先です。
がん保険(がんへの保障)は欲しいと考えています。
私どものような子供なし、40~50代夫婦に向いている、老後の生活のことを考えた保険プランについて教えてほしいです。
よろしくお願いいたします。

Yu-chanさん ( 大阪府 / 男性 / 44歳 )

大泉 稔 専門家

大泉 稔
ファイナンシャルプランナー

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医療保険は不要です…入院日数が短くなっていますからね

2015/07/06 21:09
( 4 .0)

Yu-chan 様

こんばんは。ご利用ありがとうございます。
相続総合研究所の大泉稔です。

Yu-chan様の健康状態と家計の状況等のプライバシーが解らないので
具体的なアドバイスは難しいのですが。
(プライバシーなので、さすがにこのサイトに書き込んでいただく訳にもいきませんが)。

例えば…
「死亡保障」と「がん」の保障を兼ね備えた「三大疾病保険300万円」ですと
某社では終身払いで月々9,423円です。
「がん」と診断されれば、300万円の給付金を受け取って、保険契約は終わり。
受け取った給付金は非課税です。
もし、がんにならなくても、死亡保険金を受け取ることができます。

三大疾病保険は保険料が高く、上述の金額ですと、70〜71歳で、
払い込んだ保険料の累計が死亡保険金を上回ります。
が、掛け捨てのがん保険の場合、がんにならなければ、丸々、掛け捨て、
ということを考えれば、…三大疾病保険の保険料は割り切ることができるのではないかと思います。

また、老後資金準備ということであれば、
個人年金保険と積立投資信託の組み合わせは、いかがでしょうか?

なお、
入院日数が短くなっている昨今ですので、
入院を主たるリスクとしている医療保険は不要だと考えております。

いかがでしょうか?

不足があれば、お申し付けください。

評価・お礼

Yu-chan さん

2015/07/06 22:49

ご回答ありがとうございます。
三大疾病保険については支払要件が厳しい、一度しか受け取れないと聞いたことがあり、迷っておりますが、掛け捨てではなく解約したときには解約返戻金がある貯蓄型であれば検討したいと思います。
また、がんの保障がついているのでそこは安心です。
がん保険も医療保険も掛け捨てのようなので、三大疾病保険については検討したいと思います。
老後の資金については個人年金保険や積立投資信託は名前は聞いたことはあるのですがこれまでよくわかっていませんでした。
妻とも、保険で老後の資金作りというのはどうなのかな~と思うようになりました。
今回は医療保険やがん保険というのは選択肢が除外することにいたしました。
アドバイスありがとうございました。

大泉 稔

2015/07/07 20:50

Yu-chan 様

こんばんは。評価並びにコメントをありがとうございます。

三大疾病保険の
三大疾病のうち、「がん」は「悪性新生物」という診断で給付金が支払われます。
(90日間の待機期間があるのは、がん保険も同じです)。
他の2つの疾病については、保険会社によって条件が異なります。

個人年金保険は、
老後の資金形成のための積立保険です。
払い込む保険料には「個人年金保険料控除」という税軽減の効果があります。
また、保険料はクレジットカードで支払えます。

積立投資信託は
「ドルコスト平均法」という投資の考え方を具現化したものです。
ドルコスト平均法は、日本語では「定時定額買い」といいます。
毎月、決まった引き落とし日に、決まった金額で株式や投資信託を買い付けていくものです。
株価や投資信託の価格が低い時には「(定額投資なので)たくさん買い付け」
株価や投資信託の価格が高い時には「(定額投資なので)少なく買い付け」
となります。
その結果、「買い付けの平均」が低く抑えることができます。

ご不明な点があれば、お申し付けください。

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