田中 紳詞(経営コンサルタント/ITコンサルタント)- コラム「データは、PCの中以外に保存しましょう」 - 専門家プロファイル

田中 紳詞
業務システムからモバイルまで、IT業界の無差別格闘家

田中 紳詞

タナカ シンジ
( 東京都 / 経営コンサルタント/ITコンサルタント )
株式会社Exciter 代表取締役/主席コンサルタント
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データは、PCの中以外に保存しましょう

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IT全般 2014-04-10 16:23
日ごろ、デスクトップやマイドキュメントなど、データはローカル(パソコンの中)に保存してしまいがちです。

ですが、できるだけPCの中ではなく、PCの外に保存するようにしましょうという話を今回はしたいと思います。

というのも、昔ほどではありませんが、やはりWindowsが立ち上がらなくなってしまうなどのパソコン自体のトラブルや、特に持ち歩くノートPCやタブレットなどは故障・破損が発生しやすい性質があります。

そういったことがあった際、Windowsを入れ直したり買い替えたりしても、大事なデータは保全しておくことができます。

そのため、外付けのハードディスクや、クラウドのストレージサービスなどに保存するようにしましょう。

ちなみに、手前味噌で恐縮ですが、Dropboxなどのオンラインストレージについて弊社のサイトでも触れておりますので、ご覧頂けますと幸いです。

会社のPCやオフィスでのデータの使い方についても同様で、可能な限りファイルサーバにデータを置くようにしましょう。

理由は個人で利用する場合と変わりませんが、ビジネスのデータについては、プライベート以上に取扱いにケアしなければなりません。

まず、データを消してしまったり上書きしてしまったり、データファイルが壊れてしまったりということは珍しくありません。

そういった際も、殆どの会社はファイルサーバを日次でバックアップしているため、復旧は容易です。
しかし、パソコンの中だけにデータを置いてしまうと、その限りではないのです。


また、他の人とデータを共有したい時も、パソコンの中だけにある状態では、パソコンに仕事を縛られてしまいます。

パソコンの調子が悪くなって代替機を使うことなどもあるかと思いますが、そういった場合も、ファイルサーバにデータを置いておけば、すぐさま作業を再開することができます。

中には「仕掛中のデータを人目のつくところに置きたくない」や「他の人には見せられないデータもある」という場合もあるかと思いますが、殆どの場合、情報システム部に適切な権限を設定してもらうだけで事足りてしまいます。

なにかトラブルがあった場合のことを考えて、できるだけデータをパソコンの中に置かないということは、意識した方がよいかと思います。

最後に、紛失や盗難に遭った場合も情報漏洩事件にならずに済む、という面もあります。
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