沼田 順(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「ミックスプランはいかがでしょうか」 - 専門家プロファイル

沼田 順
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沼田 順

ヌマタ ジュン
( 兵庫県 / ファイナンシャルプランナー )
Office JUN 代表
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変動はありでしょうか

マネー 住宅資金・住宅ローン 2010/07/29 15:22

3150万の新築マンションを購入し、住宅ローンを検討しています。
頭金は800万出す予定です。
諸費用100万はサービスしてもらったのでローンは2350万(35年)です。

夫34歳、会社員、年収450万
妻31歳、専業主婦(子供が小学生くらいになるまで働く予定なし)
子供1歳

頭金を出した残りの総貯蓄は1000万円ほど手元に置くつもりです。
(この不景気、現金に勝るものなしという考えです)
現在、手取り30万ほどで、毎月10万円は貯金できています。

ただ、主人の生命保険で年間90万ほど一括ではらわないといけません。
(10年間の支払いで、現在2年目、180万払い済みです)

ちょこちょこ繰り上げ返済するつもりでいるのですが、
フラット35Sの100万単位の繰上げは多分無理です。

なので繰り上げ返済手数料無料の変動を考えているのですが
このQ&Aでの過去のご回答には「フラット35Sがおすすめ」というのを
よく見ます。

でも金利がドカンと上がるほど当分景気も回復しそうにないし、
変動金利の安さに惹かれています。
いざというときには手元の貯金があるし・・と思って。

我が家の家計で、変動はありですか?

補足

2010/07/29 15:22

主人の保険は東京海上日動あんしん生命の長割終身で、
死亡保障は1600万円です。(学資保険も兼ねています)
10年目以降は解約返戻金が上がっていくというものです。

これ以外に夫婦ともに終身医療保険(掛け捨て)は入っており、
妻の方はガン診断or死亡時200万の貯蓄型の保険もあります。
(これらで月々13000円ほどの支払いです)

ぷったさん ( 大阪府 / 女性 / 30歳 )

沼田 順 専門家

沼田 順
ファイナンシャルプランナー

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ミックスプランはいかがでしょうか

2010/07/29 15:58
( 5 .0)

初めまして。公庫出身のCFP、沼田と申します。

確かに現在は固定金利が下がりすぎて、金利差だけで変動を考えていらっしゃったお客様でも
ずいぶん選択に悩まれているように感じられます。

おっしゃるように、変動金利もしばらくは横ばいが続くと考えられますが、8月のソニー銀行は
固定金利は引き下げ、変動金利は引き上げになっています。

詳細は私のブログをご参照下さい
住宅ローン、不動産アドバイス
http://cfpnumata.blog130.fc2.com/

同じような悩みをお持ちのお客様に人気なのが、変動と固定を組み合わせたミックスプランです。
ご質問者様の場合は1350万円を変動、1000万円を固定くらいで考えられるとよろしいかと思います。

候補に上がる銀行はやはり、住信SBI銀行でしょうか。
金利に団体生命保険料と8疾病保障が付いており、繰上返済手数料も1円からでも無料です。

なお、ご主人の保険は定期保険が含まれているのでしょうか。
団体生命保険に加入すると、ご主人に万が一のことがあった場合、ローンが無くなります。
従って、定期保険の金額を引き下げる余地が生まれます。

以上、ご参考になれば幸いです。

沼田 順

評価・お礼

ぷった さん

ミックスプラン、よさそうですね。こちらも検討してみます。
しかし銀行によって固定は引き下げ、変動は引き上げなんてことが
あるんですね。知りませんでした。

主人の保険は東京海上日動あんしん生命の長割終身で、万一の死亡保障が1600万、
10年払い込み以後は解約しない限り返戻金が上がっていくというものです。
これは学資保険も兼ねています。(FPさんと相談して決めました。)
貯蓄代わりになるしいいかと思ったのですが、
10年間は融通が利かないのがネックです。
この保険についてアドバイスがありましたら、またよろしくお願いします。

ご回答ありがとうございました。

沼田 順

高評価、ありがとうございました。

手元に1000万円の現金があるのでしたら、東京スター銀行の
預金連動型住宅ローンもいいかもしれませんね。

2350万円の借り入れに対して1000万円の普通預金をしておけば
相殺されて利息がかかるのは1350万円のみとなります。
1000万円の現金はいつでも引き下ろし可能です。
こう考えると全額変動金利でも、リスクヘッジが可能です。

なお変動金利は確かに5年ごとに返済額の見直しが行われますが
急激に返済額が上がらないように次の返済額は1.25倍以内に
抑えるというルールがありますので、ご安心ください。

なお保険に関しましてはやはり払済か減額をご検討されるのが
良いかもしれません。
保険会社所属のFPや提携FPはライフプランを無料にする代わりに
保険に入って貰うのが目的ですので、必ずしも最適なプランとは
言い難いところもありますので、注意してください。

では、また何かありましたらご質問下さいませ。

沼田 順

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