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大停電
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3月2日の朝、停電がありました。
長野県の約半分というこれだけ広域な範囲での停電は初めての経験でした。
6時に起きると電灯が点かずラジオが入らず、ブレイカーを見ても通常の状態。
前日の天気は雨。夜になり気温が下がって雪に変わったため濡れた電線に多くの雪が付着したのが停電の原因ではないか、と推測しました。
ここからスマートフォンが大活躍。
・暗い部屋の中でライトのアプリを使い、しまってあったLEDランタンを探す。
・電力会社へ電話をする。「ただいま大変込み合っています。」とアナウンスが流れる。
・ツイッターで情報を探すと停電の範囲は上田市から県の東部全域、長野市周辺の県の北部、松本市の北側にある安曇野市周辺までと規模が大きいことを知る。
・ラジコで地元のラジオ局(信越放送)につなぎ詳細な状況を得る。
スマートフォンですごいと改めて感じました。
ただ困ったことは満タンだったバッテリーが8時の段階で残量が30パーセントを下回ってしまったということ。
10時前に停電が解消されたため事無きを得ましたが、便利な面と不安な面の両方を感じるできごととなりました。
奇しくも東日本大震災と長野県北部地震から4年目にあたる日の直前のできごとです。
現代の便利な生活を改めて見つめ直し、震災直後に感じた「ライフラインがある生活のありがたさ」を思い起こす機会にしていかないと思っています。
また今日は東京大空襲から70年目。
この数日の間、祈りを捧げたいと思います。