森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- コラム「こんな時こそ資産運用の基本を学ぶ」 - 専門家プロファイル

森本 直人
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( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
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こんな時こそ資産運用の基本を学ぶ

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くらしを守るマネー管理術 2012-01-16 19:49

13日に、S&P(スタンダード&プアーズ)による
欧州国債の一斉格下げの発表がありました。

ご心配されている方も多いと思います。

ところで、こんな時は、資産運用を考えるべきではないのでしょうか。

もちろん、当面は、円預金が安全資産であることは確かです。

ただ、日本国債の格下げも、他人事ではありません。

日本は、対GDP比の債務残高では、先進国中で突出した水準にあります。

日本国債が、S&Pに格下げをされ、長期金利が急上昇し、
その後、インフレ、円安に向かうといったシナリオは、
ネット上でも、よくささやかれています。

そもそも、今は、国家の債務危機が問題になっているわけですから、
先進国が発行する債券は、どれも危ないという理屈になります。

今は、たまたま消去法で、日本円が選ばれていると考えるべきでしょう。

そこで、資産を守るために必要になるのが、分散投資の考え方です。

円預金や日本国債だけではなく、国内外の株式や不動産、商品などにも
分散投資をしておくことが基本的な守りの資産運用になります。

なお、ツールとして、投資信託を活用すれば、小額からの分散投資も可能です。

さらに、守りを強化したい方は、デリバティブ取引の活用も考えられます。

具体的には、株価指数の先物・オプション取引、外貨FX取引などがあります。

今は、ネット証券などを通じて、一般の個人でも利用することが可能です。

これらの取引は、投機(賭け事)目的でも使えますが、ここでは、
あくまで、株価の暴落や急激な円高を回避するための守りのツールとして
ご紹介しています。

株価でも為替でも、値動きのあるものは、値上がり、値下がり、横ばいの
いずれかの動きしかありませんから、どんな局面でも、いちおう防御できる
方法はあるということです。

むずかしいと思われるかもしれませんが、むずかしいことを
わかりやすく、ご説明することも、FPの仕事です。

守りの資産運用を検討される方は、いつでもお気軽にご相談ください。

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