大野 萌子
オオノ モエコカウンセラーが気持ち良くなったら危険!?自分と相手の価値観は別物です。
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こんにちは。
産業カウンセラーの萌ちゃん先生です
自分と人の価値観は違う。
頭では分かっていても、
実際は、どうもこの感覚が鈍るようです。
人に何かしてあげたい
人の役に立ちたい
そして、人に喜んでもらいたい
と思ってしたことが、
相手にとって迷惑だったり
傷つけてしまうことってありますよね。
喜ばせようと思ったことが
怒らせてしまう。
自分も相手も嫌な気持ちになります。
私は、家族に
「やらないでね…」とお願いしていることがあります。
きちんと理由を言って丁寧に優しく伝えてあります。
でも、時折、家族は私のために
良かれと思ってやってしまいます。
そして、とても嬉しそうにしています。
それが、よいことだと思っているからです。
私にとっては迷惑なだけなのに…
これこそ、自己満足です。
私も、誰かに同じことをしているかもしれません。
カウンセリングは、カウンセラーの自己満足であってはなりません。
カウンセラーが、クライエントのために
素晴らしい助言をして
人の役に立てた!と気持ちよくなるケースは注意信号です。
持論を唱えて、クライエントが一生懸命に耳を傾けてくれる
クライエントの為と思い、嬉しくなってどんどん話す。
カウンセラーが熱くなればなるほど、
目の前のクライエントの
小さな変化に気づきにくくなります。
人に気持ちに寄り添い集中して話を聴くことは、
忍耐と緊張を伴います。
カウンセラーが、
気持ちよくなったり、すっきりしたということは
面談が、カウンセラー中心に行われていたことにほかなりません。
精一杯向き合ったけど、役に立てたのかな?
自分の関わりはどうだったかな?
と、迷うカウンセラーは、
クライエントの細やかな表情や行動の変化に敏感です。
相手の小さな心のサインを見逃さず
思い込みを持たずに
しっかりクライエントに関わることのできるカウンセラーを目指したいですね。
萌ちゃん先生でした
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