酒井 正人
サカイ マサト心地よい住空間 のコラム一覧
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「シンプルモダン」なスタイル
インテリアのスタイルでよく使う「シンプルモダン」という雰囲気は、一見、無機質でクールな空間のイメージが優先しますが、確かにそうした雰囲気もあるのですが、実は「上質」や「健康」というカテゴリーにこだわった素材をセレクトすることや、快適で機能に優れた設備を備えることなどを重視することで、無駄がなく心地よいデザインを追及した結果生みだされる住空間のスタイルといえます。 いつもそこにずっと居たくなるような...(続きを読む)
心が休まる空間〜心が休まる時間を過ごす
一日の中で一番長くいる部屋をよく考えてみると、とくにウィークディの忙しいスケジュールのなかでは、ベッドルームで過ごす時間が意外と長いのではないでしょうか? ゆっくり睡眠がとれる空間をベースに、少し非日常的な、何かリラックスできるデザインや雰囲気をプラスして考えるとよいと思います。 ヘッドボードのデザインや素材、照明の方法など、就寝前のちょっとした時間、小説や好きな音楽を聞く時間をイメージしてベッド...(続きを読む)
キッチンのスタイル
住まいのコックピットともいえるキッチンは、実用的で機能が充実していることはもちろんですが、設備機器であると同時に一つの「家具」としてみることも大切です。 おそらく、家の中で最も使用頻度の高くサイズの大きな「家具」ではないでしょうか? 写真のようなオープンスタイルのキッチンの場合は特にその意識が高くなります。 そのデザインや仕様は、使う人の体格や、料理のスタイル、ライフスタイルによって、様々な形が生...(続きを読む)
カウンターの効果
限られたリビングスペースをできるだけ広々とフレキシブルに使える空間にするため、キッチンとダイニングの機能を一体で計画することがよくあります。 写真はオープンキッチンの対面カウンター収納を囲むようにダイニングカウンターをデザインした事例です。 DINKS2人暮らしのライフスタイルなどで、大きなテーブルも特に必要ない場合など、このようなダイニングカウンターはスペースもコンパクト...(続きを読む)
心が休まる空間〜照明の効果
一昔前は日本の住宅の照明というと、目が覚めるような蛍光灯が主流でしたが、最近は住空間にも雰囲気や心理的な落ち着きを求める人達が増えたせいか、以前に比べ住宅の照明が豊かになってきたように思います。シンプルな空間でも照明のバリエーションを少し変えるだけで、普段の生活シーンとは違った雰囲気をつくることができます。 生活の時間や過ごし方に合わせて、照明の灯りを変化させてみると良いと思います。 天井に1灯と...(続きを読む)
子供部屋のスタイル
子供部屋を考える時、30坪〜40坪の住宅の場合、だいたい6畳程度のスペースと収納をプラスした空間で計画することが多いのですが、勉強机と本棚とベッドと・・家具の配置やサイズによってはすぐ足の踏み場もなくなってしまう・・という状況の広さでもあります。 そこで私はよく壁面を利用して机+本棚+ヘッドボードを一体でデザインして、できるだけ部屋の中央にフリーな空間をつくるようにしています。 6畳程度の部屋でも...(続きを読む)
和室のスタイル
私達日本人のライフスタイルが欧米のスタイルと変わらなくなったとはいえ、家に戻り玄関では靴を脱ぎ、床や畳の上に座ったり、時には寝転んだり・・という生活スタイルは、「やっぱり落着く」と思う方は世代に関係なく意外と多いのではないでしょうか? 実生活の中では利用頻度が少なくなりつつある「和室」ですが、たとえば、必ずしも個室化された和室ではなくても、リビングスペースの一角に畳を敷きこみ、オープン...(続きを読む)
リビングのスタイル
リビングルームは住まいの中でも中心的ななスペースになる場合が多いと思いますが、それだけに、そこで過ごす時間も長く、多目的な生活シーンに対応できるフレキシブルな要素を計画することが、「心地よさ」につながると思います。 たとえば、本を読んだりパソコンをするライブラリーのようなスペースや、好きなお酒が飲めるバーがあったり、お茶や生け花など趣味に使えるスペースを設けたり・・・TVを見る、食事を...(続きを読む)
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