大槻 圭将(不動産業 不動産コンサルタント)- コラム「D105.「旧帝国ホテル」 フランク・ロイド・ライトの作品」 - 専門家プロファイル

大槻 圭将
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大槻 圭将

オオツキ ケイショウ
( 東京都 / 不動産業 不動産コンサルタント )
株式会社ノースエステート 代表取締役
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D105.「旧帝国ホテル」 フランク・ロイド・ライトの作品

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D.営業日記 2012-05-25 15:13

私事のついでに少し足を延ばし愛知県犬山市の「明治村」に行ってきました。

1965年に当時の名鉄社長の肝いりでオープンした明治村。

明治期の建築を中心に素敵な建物が移築されています。

まず向かったのはフランク・ロイド・ライト作「旧帝国ホテル」玄関部分。

10年の歳月をかけて1985年に移築完了した建物です。

商業ベースの建物であるにもかかわらず、作品のためにここまでコストをかけた建物はやっぱり雰囲気を持っていました。

これがもし今、日比谷通りにあったらやっぱりかっこいいですね。

でもなんというか、この旧帝国ホテルのマヤテイストが明治村の森林と妙にマッチしていました。

収まる所に収まった感が心地よい、そんなライトの作品でした。

もう一枚は明治10年の初め、西郷隆盛の弟、従道が東京上目黒の自邸内に建てた迎賓館的なレジデンス。

公共施設や教会、刑務所なんかも移築されていますが、種類としてはどうしてもレジデンスに興味を持ってしまいます。   

しかしこの明治村、名鉄の業績低下で持ちきれなくなるとかならないとか。

現代はその多くを大衆が担っている「芸術や文化」も、それを創造、維持、熟成させるためには、やはりいつの時代でも「パトロン」という存在が必要なのかもしれません。

修学旅行生が鬼ごっこをする旧帝国ホテル前で、そんなことを考えながらソフトクリームをペロペロしておりました。

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