首都高3号線からC1を右（内回り）に入ると、左に緑がかったガラス張りの泉ガーデンタワーが一際目を惹きます。

その横（首都高から見ると奥）に建つのが泉ガーデンレジデンス。

再開発をした住友グループの古くからの屋号、「泉屋」から名づけられたこのレジデンスはその名の通り、住友の威信を掛けたプロジェクトです。

ジムや飲食店等を有する大型複合施設の一角にあるレジデンス棟なので、設備的に諸々が快適で便利なレジデンスであることは間違いありませんが、特筆すべきはレジデンス単体のソフト面。

ファザード、エントランスホールはシンプル。グランドハイアットのような大型で吹き抜けでドーンとしたフロント、ではなく客室数を抑えたパークハイアットのような、シンプルで、それでいて個別のプライバシーとセキュリティを守るフロント。

住人の顔と名前を把握した上で出来る限りのソフトな個別対応をするコンシェルジュが上質な空気を作り出しています。

ゲストはオートロックのインターホンを鳴らして、直接住人と話し、開錠、ホール内に入る、ということが出来ません。

=>フロントで来訪先の住人名と住戸番号、それに自身の名前を告げる

=>フロントが住人とコンタクトを取る

=>住人のOKがでるとフロントからセキュリティーカードが手渡されホールが開錠

=>それを持ってエレベーターホール内に入る

=>再度カードをかざしエレベーターに乗る

=>帰りはフロントでカードを返す、というシステム。

住戸のインテリアは3タイプ。いずれも上質な素材をふんだんに使っています。

エントランスのシステムとコンシェルジュの佇まいが、マンハッタンの高級アパートメントを訪ねたときのそれとかぶります。

リーマンショック以降、値下げ傾向にありましたが、ここに来て下げ止まり、むしろ上昇傾向にあります。

入居するなら今かもしれません。

お勧めは186m2の3BED、900,000円。この広さ・階数がこの価格で出ることは、もう向こう5年はなさそうです。

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