木村 和夫(鍼灸師)- コラム「軟骨がすり減って痛くなるという嘘ー変形性膝関節症」 - 専門家プロファイル

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( 東京都 / 鍼灸師 )
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軟骨がすり減って痛くなるという嘘ー変形性膝関節症

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2015-04-19 13:44
「膝の軟骨がすり減って、膝が痛くなります。老化です。」
こういった話をよく聞きます。

「老化だから仕方ない。」
多くの人がそう思われているようです。

あなたもそうではないでしょうか?

でも、素朴な疑問として
50代で膝が痛くなったら、老化。
80代で膝が痛くなっても、老化。
といった診断は本当にあってるのか?

実際、私の患者さんでも
「私(50代)が病院に行ったら、膝の痛みは老化だと。
そして、70代の母が同じ膝の症状で病院にいっても老化だと。
親子ともども老化って一言で、納得できません。」
と、お医者さんにぶちぎれている人がいました。

おっしゃる通りで、
なんでもかんでも老化
って言ったら終わりというのは、
かなり暴力的な話だなと思います。

で、膝の痛みのお話に戻りますが、
多くの原因は膝の軟骨がすり減ったことが原因じゃありません。
全く見当違い。大外れ。

もし、膝の軟骨がすり減っているとしますよね。
そしたら、すぐに膝の痛みが取れることはまず考えられない。
なぜなら、膝の軟骨が再生する日数が必要だから。

でも、一回の治療で痛みが取れる人、たくさんいます。

膝の痛みの原因は、多くの場合
悪い姿勢と筋力低下の複合的な問題
です。

ですから、体のバランスを整える治療を行うと
その場で膝の痛みがなくなることもあります。

もちろん、整えた姿勢は一時的なものなので
継続して整えた姿勢を保つ治療や努力は必要ですが
目的である膝の痛みは改善します。

自分で何か努力する気があれば
足の指をもむ
ということもお勧めです。

何で膝の痛みに対して
足の指もみ
と疑問に思う人もいると思いますが、
とりあえずやってみてください。

下記の動画に足の指もみの方法をご紹介しています。
※ダイエット法として紹介していますが、膝の痛みなどにも効果あります。
https://youtu.be/VUJ4OyQaPPI
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