磯部 茂

大学卒業後、出版社に入社。各種取材やインタビュー記事などを担当する。出版社を退社後、広告業界へとキャリアをシフト。ラジオ・新聞・雑誌などのプランニングとライティングを経験する。88年には（有）ペア・ファクトリーを設立。現在は様々な縁もあって、神奈川県厚木市に本社を移転。WEB事業にも早々に取り組み、マスメディアからWEB媒体もこなす広告請負人として、首都圏を中心に広告制作及びコンサルティングを行っている。

1954年～1979年

横浜のヤンチャ坊主として、青春を満喫
横浜市神奈川区で2人姉弟の長男として生まれる。
小学校時代は横浜の野山を駆け回り、中学校入学と共に水泳部入部。当時の夢は今と変わらず「吟遊詩人」。高校を卒業後、進学はせずに様々な職を経験。だが、2年後の冬に突如として、大学の進学を決意。食事と風呂以外はすべて勉強生活を経て、無事に大学に進学。3年の時に文章家をめざし、本格的な修行を開始する。

1979年～1982年

トヨタ自動車PR誌の編集者となる
大学卒業後、出版社に入社。トヨタ自動車のPR誌の編集者兼ライターとして、企画、新車のコピー、紀行文、音楽、映画コラム、各界著名人のインタビューなどを担当する。企画、文章、撮影、インタビューなど、現在の土台となる様々なノウハウを学ぶ。また、平行して広告ライティングの勉強も始め、会社帰りにスクールに通う。

1982年～1983年

性格の異なる編集に従事
出版社を退社後、講談社の契約社員となる。大図典「View」の巻頭ディレクションやコピー制作などに参加。分野が異なる本の編集に戸惑いながらも、徐々に柔軟性を身に付けていく。この頃から、多面的な視点から、独自の編集＆ライティング技術を構築する。

1983年～1984年

広告制作業務を本格的に開始
コピーライターとして、小松製作所(現コマツ)の建設機械、産業機械を主力に、赤井電機、プリマハム、出光興産、伊藤忠データシステム、大塚製薬、外車ディーラーなどを担当。コピーライターの仕事を基本としながらも、プランニングやディレクション業務にも参加。独立や起業といったことを意識し始めたのもこの頃から。

1984年～1987年

フリーランスとなり、更に業種の幅を広げる
長男が生まれたにもかかわらず、フリーになることを決意。クライアントを一切抱えないまま、無謀の独立を果たす。当時は作品集を片手に、都内を駆け回る日々。当然ビンボーに陥る。しかし、小さなきっかけを足がかりに、口コミや紹介を活かして、少しずつクライアントを増やす。長女も誕生し、忙しさはピークに。

1987年～1993年

東京都世田谷区に有限会社ペア・ファクトリーを設立
少しずつ実績や経験を重ね、1988年に法人化を果たす。これを機に対応できる仕事の幅も広がり、デザイナーやライター達と独自のネットワークを築いていく。

1993年～2010年

緑豊かな神奈川県厚木市に移転
様々な縁もあって、本社を現在の神奈川県厚木市に移転。東京や横浜の企業の依頼もこなしながら、地元企業との付き合いも始まる。大手・中小など企業規模を問わず、様々な業種の広告作りを経験。90年代の後半から早々にWEB事業を開始。アナログメディアとNEWメディアの効果的な活用方法、セールスレター作成や広告戦略の立案なども手掛ける。