堀江 健一(恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー)- Q&A回答「HSP(Highly Sensitive Person/感度が高い人)に関して」 - 専門家プロファイル

堀江 健一
何より優しく共感を持って、あなたの味方になります

堀江 健一

ホリエ ケンイチ
( 東京都 / 恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー )
カウンセリングルーム エンパシィ 代表責任者
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HSPに詳しい方はいますか?

心と体・医療健康 心と体の不調 2018/09/16 22:50

生きづらさを感じます。辛いです。
人の表情や言葉の裏を読んだり、それで眠れないことが頻繁にあります。
また、人から相談されたときにその人の気持ちを勝手に想像して、私が泣いてしまって困らせてしまうこともあります。
肌触りの良いものを選んだり、寒さ暑さも調節が苦手です。
カフェインは、コーヒーが大好きなので、摂りすぎな程に飲んでしまいます。
一人でいないと落ち着きません。誰かと一緒にいると、どっと疲れます。

現在、私は子どもと関わる仕事をしています。仕事自体は好きなのですが、怒られたり友達と喧嘩をしたときに上手く言葉を伝えられない子どもの気持ちを勝手に想像して、心が締め付けられそうな気持ちになったり、大したトラブルがないのに毎日のように保護者から何かクレームはないか心配したり、その他にもたくさんの心配事が頭の中でぐるぐる回って、おかしくなりそうです。

いっそのこと、HSPだと言われたら周りにも理解してもらえるのではないかと思っています。

文章がおかしくて申し訳ないのですが、私はHSPなのでしょうか?
私にとってはこれが普通だったので、他の人の感覚が分かりません。
誰かの為に泣いたり、肌触りを気にしたり、相手の表情で眠れなくなったりすることは、普通の人はないのでしょうか。

詳しい方がいらっしゃいましたら、ご返答ください。
よろしくお願いいたします。

かふさん ( 宮崎県 / 女性 / 27歳 )

堀江 健一 専門家

堀江 健一
恋愛アドバイザー

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HSP(Highly Sensitive Person/感度が高い人)に関して

2018/09/27 11:02
( 5 .0)

初めまして、堀江と申します。
お辛そうですね。
普通の人でも誰かの為に泣いたり、肌触りを気にしたり、相手の表情で眠れなくなったりすることは、ある事でしょう。
でもその感受性の高さの程度や感じてしまう頻度は大きく異なるものかと思われます。
特にその影響による生き辛さの程度は、普通の人には想像も出来ないくらい。
もちろんこうなんだと話して説明すれば、頭ではわかってくれるでしょうし、大変さも理解してくれると思いますが。
逆に言えば、少しは説明しないと、まったくあなたがそんなに敏感である事は外からは見えない事になります。

私も考えてみれば、小さい頃からその様な傾向はあったように思います。
アリを踏んでしまっては可哀そうだと思い、ずっと下の地面を観察しながら歩いたり遊んだりする子供でした。猫背になってしまったのは、そのせいかも知れません(笑)。
今ではそんな色々共感してしまう資質も、カウンセラーの仕事には活かせていると思えるので幸いです。
かふさんもお仕事に活かしておられるのではありませんか?
子供は大人に比べれば大抵感受性が高かったりするものでしょう。でも自分の気持ちを上手く表現する能力はまだ育っていませんし、自分でも自分の気持ちがよくわかっていません。
そんな子供の気持ちをわかってあげられる大人がそばにしてくれたら、子供はとても助かるものではないかと思います。

これは想像ですが、かふさんが人の表情や言葉の裏を読んだり、それで眠れなくなってしまうのは、感受性の高さにプラスして、どこかの時点で人から傷付けられるような体験をしてしまい、不安感を抱くようになってしまうような事があったのではないでしょうか?

感受性の高さは生まれつきの所もあり、鈍くするようなコントロールは難しそうに思いますが、不安感はカウンセリングなどで受け止める時の認知を変えることで、軽減出来るものかと思います。
おそらく勘のようなものが働いて、保護者さんからのクレームが起きないように事前に防げていることも実際多いのではないかと思うのですが、ご自分に自信が持てていないなどの理由で、充分能力を発揮出来ていて、これだけやっているのだから大丈夫と安心できないのではないでしょうか。
感受性が高いことと、不安を抱いてしまう事とは関連していますが少し違う部分の働きではないかと思うのですがいかがでしょう?
むしろご自分の感受性をもっと信じてあげたほうが安心できて、余計な心配でエネルギーを使わずに済むように思います。

カフェインも神経が興奮し過ぎて過敏になってしまう傾向があり、摂りすぎはリラックスには不向きかと思いますので、少し控えてみてはいかがでしょうか?単純に夜眠れなくもなるでしょうし。
少しでも生きやすくなられる事を祈っています。

評価・お礼

かふ さん

2018/12/06 23:32

返信が大変遅くなってしまい、申し訳ありません。ご回答、ありがとうございました。堀江さんのお言葉ですごく気が楽になりました。感受性の強さを、子どもにとって安心できる存在でいられるんだと少しずつ強みに変えて行けたらと思います。誰か話を聞いてくれる人がいる、理解してくれる人がいるというのはこんなにも暖かいことなんですね。堀江さんのご回答を見て、涙が止まりません。今までは弄られることが多かったので。(笑)少しでも楽になれるよう、カウンセリング等を検討してみようと思います。本当にありがとうございました。

堀江 健一

2018/12/10 13:06

評価ありがとうございます。
反応が無いので、どう思われたかなとは気になっておりましたが、お気持ちに応えることが出来たのでしたら幸いです。

相談と言うと一般的に悩み事に対して「こうしてみなさい」とアドバイスをもらう事だとイメージする方が多いようですが、カウンセリングは共感し理解する事を重視しております。
そうした信頼関係(専門用語ではラポールと言います)を通して、相談者の方の内面が変容して、改善に向かう事を目指すやり方なので、そうした意味では人生相談や占いとは似ているようでまったく違うアプローチなのです。

正論や常識で「こうすれば良い」と答えられることも、共感を持ってお伺いすればするほど理屈的なアドバイスなど出来ない事もあるものです。
ですが、相談者の方にとってはそれが自分が変わる勇気になったりする事もあるわけです。

また勝手な想像ですが、かふさんも子供達と接していて、なんとか力になってあげたいと思っても、何と言ってあげたら良いかわからずに困ってしまうような事もあるのではないですか?
そんな時、かふさんは自分が上手に役に立ってあげられていない様なお気持ちになってしまうかも知れませんが、実はそれはとても子供達に共感しているからこそ、単純にこうすれば良いと大人の理屈では言えないでいるのかも知れません。
先生が、自分と一緒になって困ってくれている。そんな気持ちは、子供達にとって大きな安心と励ましになっているかも知れません。
大人だって困ることがあるんだ。困っても良いんだって。

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