
田中 宏明
タナカ ヒロアキジャンパー膝
心と体・医療健康 体の不調・各部の痛み 2012/02/24 13:0630代後半、2児の母です。
1年ほど前に、産後半年でバレーボールの試合に出場しました。
ほとんど練習をしていなかったので、レシーバーとしての出場でした。
試合後、筋肉痛がひき、ひざの違和感(歩いている途中に、カクッとなる感じ)があり、整形外科で受診(MRI)するも原因不明といわれました。
違和感があるまま半年ほどたった頃、痛みが両膝になり、さらに試合に出場したところ、膝の曲げ伸ばしが出来ず、歩くのもままならない状態にまでなりました。
以前とは別の病院を受診(MRI)したところ、ジャンパー膝という診断を受けましたが、対処方法についてのアドバイスはなく、その病院のリハビリセンターの担当者に、2か月程度の運動禁止と日常の階段等の禁止を言われました。
2か月程度、出来る限りの安静を実施した結果、普通に歩けるまでにはなりましたが、ひざを完全に曲げることはできず、バレーボールもアタックができる状態ではありません。
バレーボールを続けながら、完治する道はないのでしょうか?
すでに、1年経ってしまっているので、ストレスが溜まって仕方ありません。
mina-mamaさん ( 三重県 / 女性 / 36歳 )
ジャンパー膝について
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mina-mama様
初めまして。
北海道札幌市を拠点するパーソナルトレーナーの田中宏明と申します。
私の観点からジャンパー膝について、回答させて頂きますのお役に立てれば幸いです。
僕も学生時代に打ち込んでいた、バスケットボールを1年前から再会し、
週1回ですが、楽しんでいます。
1年間も思い切りプレーを楽しむことが出来ないのではストレスが溜まりますよね。
さて、本題です。
まず、病院でMRIをとり、骨に異常がなかったのであれば、
筋肉の柔軟性か、関節の構造、からだの使い方から痛みが来ているのではないかと思います。
まず、筋肉の柔軟性についてです。
一般的に、もも前側の柔軟性はうつ伏せの姿勢から片膝を曲げ、踵がお尻につくかどうかという方法でチェックしますが、これはいかがでしょうか?
また、多くの方が硬くなっている、大腿直筋という筋肉は、仰向けで片膝を抱え、胸の方へ引き寄せた際に、抱えていない側の脚が床から浮きそうになる&ならないでチェックするのですがいかがでしょうか?
これらの筋肉につきましては、”ジャンパー膝”や”オスグット”で検索されると、ストレッチ方法が出てくると思います。(もも前でいうと大腿四頭筋、その中でもとくに大腿直筋です)
次に、関節の構造についてです。
膝を完全に曲げることは出来ないということですが、O脚や膝下のねじれがある場合、
(私もかつては左ひざがそうでした)曲げることは出来ません。
直立で立ったとき、膝のお皿は正面に向いていますか?ふくらはぎはくっつきますか?
もし、宜しければご確認下さい。
最後に、からだの使い方ですが、
多くの方は、ジャンプ動作をする際に、股関節ではなく、膝関節を使ってジャンプをしています。
股関節を動かすのは、お尻やもも裏の筋肉ですが、
膝関節を伸ばすのは、ももの前や外ももの筋肉ですので、
ジャンプ動作の際、膝をメインに使っていると太もも前側の筋肉は酷使されてしまいます。
ジャンプしようと軽くしゃがんだ際に、どこの筋肉が頑張っていますか?
ももの前ではなくお尻にきていると良い使われ方ですね。
近くに柔軟性、関節の構造、動きを診て下さるトレーナーさんがいらっしゃると良いのですが・・
また、何かございましたらお気軽にご質問頂ければと思います。
一日でも早く、思い切りバレーを楽しめる日が訪れることを願っております。
評価・お礼

mina-mama さん
2012/03/01 09:11
回答、ありがとうございます。
柔軟は、いろいろインターネットで調べてるうちに、必要だということがわかり、ストレッチをおこなおうとしたのですが、ひざの痛みに負け、出来ないのが現状です。
ちなみに、うつぶせに寝た状態でかかとは手を使って引っ張ればつきますが、自然にはつきません。
膝を曲げた状態で力が加わると激痛がはしるため、椅子やトイレに座る際、座るところに手を付き、体重を支えながら出なければ座れない状態なのです。
ふくらはぎは、意識してたてば、微妙にですがつきます。
ちなみに、股関節が非常に硬いので、とりあえず、ストレッチを日課にして、続けてみたいと思います。