大村 貴信
オオムラ タカノブ最先端の治療と保険
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今や尿で癌を見つけたり、血液数滴から検査したり、どんどん診断技術は上がってます。
治療も遺伝子、免疫療法等進化してます! つまり 診断はより早期に発見され、診断にコストがかからなくなります。 すると より小さい内に対処できる。
しかし、反対により沢山の癌患者が増えるとも言えます。 ここに多少のズレが起こります。 治療技術も日進月歩です。 ところが、保険医療の対象になる治療は、かなりの時間を要してなる。
つまり10年くらいの時間がかかるのです。これは日本における現状です。 重粒子線治療を私がしってから20年くらい経ちますが、まだ先進医療の一部で議論したりしなかったりです。 遺伝子療法、免疫療法に至ってはそこまでもほとんど進んでいないように感じます。
しかし、癌の診断技術は治療よりも早く取り入れられます。 癌患者だけが増えて、治療は昔のものが中心のまま進みます。単純な構造です。
また、自由診療で行っている医療機関は存在します。 簡単な例でいいますと 重粒子線治療で仮に先進医療に該当する癌と認められましたとします。 先進医療として受けるには厚生労働省に認可を受けた医療機関で、重粒子線治療ができる病院で治療すれば可能となります。
ところが、その病院でもその癌が先進医療の対象から今月から外れたとします。
その場合は重粒子線治療は受けられるでしょうか?
それは 受けられます。 自由診療で受ければいいのです。ドクター、病院の判断が必要ですが。 でも良いドクターで、その癌は重粒子線治療で治ると判断し、患者が望めば自由診療で受けれるはずです。
そこでの問題がコストです。 混合治療が認められていない日本では、自由診療をすると今までのその治療全てを自由診療にしないとダメだからです。
でも生命が助かるなら その治療を選択したい ならば、 それでも対応できる保険があれば助かりますよね ⁈
そんな保険加入が僕はいいなぁと思います。