福味 健治(建築家)- Q&A回答「新しいのでまだ心配はないかとは思いますが・・・」 - 専門家プロファイル

福味 健治
木造住宅が得意な建築家。

福味 健治

フクミ ケンジ
( 大阪府 / 建築家 )
岡田一級建築士事務所 
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住宅の地震対策について

住宅・不動産 住宅設計・構造 2011/05/03 08:49

昨年在来工法で新築しました。
最近の余震続きで、何かできる地震対策ないかを考えると、
2階は屋根などを含め重くないほうが良いと聞きました。
そこで可能な限り、1階へ移動できる家具は1階へ、
また2階の家具配置も考えようと思っています。
そこで配置について、我が家は上から見るとほぼ正方形なのですが、
各部屋の家具は、上から見て部屋の四隅に寄せるのがいいのか、四隅と四隅の間がいいのか?、また他の部屋との兼ね合い、例えば寝室は、南側四隅に家具配置してるから、隣の子供部屋は北側四隅がいいなど、地震の負荷を建物にかけない配置方法などあるのでしょうか?

イチプリ看護師さん ( 神奈川県 / 男性 / 40歳 )

新しいのでまだ心配はないかとは思いますが・・・

2011/05/03 23:15

東日本大震災の特徴は直下型地震と比較して、揺れている時間が桁外れに長い事でした。
在来工法でほぼ正方形の形状との事ですので、短時間であれば激しい揺れにも充分追随してくれると思いますが、今回の地震の様に10分近くも揺れが続きますと、耐力壁の健全度が気になります。特に構造用合板等の面材の耐力壁は釘のせん断力で持っています。釘が緩むと急激に耐力が低下します。もしも外壁廻りを面材の耐力壁に頼っている構造であれば、且つ今後も余震が続く様であれば、一度専門家にチェックしてもらう事をお勧めします。
地震以降、ドアに隙間が出来たり、締まり難くなったことはありませんか?
新築間も無いので、私の取り越し苦労だと思いますが、日々家を経過観察する様にして頂ければと思います。

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