大間 武
オオマ タケシ住宅資金の運用について
マネー 家計・ライフプラン 2007/04/25 13:21 5年後くらいまでに2世帯住宅を建てるため、現在土地及び建築業者を検討しています。
土地建物の購入資金として、現在1200万円の貯蓄があります。これを、購入までに1500万円以上にしようと思います。年間の貯蓄額はボーナス込みで120万円を予定しています。この貯蓄ペースで言えば、5年後までには、1500万円を超えるのですが、色々物件を見たり住宅展示場で話をきくうちに、欲が出てきて、手持ちの資金を運用にまわして、もう少し準備資金を上乗せできたらいいなと思うようになりました。
そこで、この4月から、その貯蓄の中から、国内株式、国際株式、国際債権、バランス型の投信に、月々1〜2万円ずつ積み立てを始めたところです。
そのほかに、株式運用なども検討して、数ヶ月前から少し専門誌を読んだり、その手の本を読んだりして勉強を始めたのですが、子育てもありあまりそのことだけに時間をかけられません。
本などを読むと、近い将来に使うことが決まっているお金については、リスク性の商品につぎ込むことはすべきでないと書いてあったのですが、何もしないのも良くない気がしています。
総額で200万円まで、積極的に運用を行ってみようと思っているのですが、迷うところもあります。
運用に200万円を回すべきか否か、まわしても良いなら、運用にまわす金額について、運用商品について、教えていただきたいです。
広範囲な質問になってしまいましたが、アドバイスをお願いいたします。
shimumamaさん ( 東京都 / 女性 / 29歳 )
住宅建築の計画の重要度はどれくらいですか?
- ( 4 .0)
shimumamaさん、ご質問ありがとうございます。
ファイナンシャル・プランナーの大間です。
「5年後くらいまでに2世帯住宅を建築する」という
大イベント楽しみですね。
さて、ご質問の「5年以内の住宅資金の運用」についてですが、
「少しでも殖やしたい」というお気持ちは理解できます。
しかし、
☆資金の使用計画の決定しているもの、
☆実行までの間が短期間のもの
を株式投資信託等で運用することはオススメできません。
資金の使用計画の決定しているもの、
実行までの間が短期間のものを
運用する際の絶対条件は
「減らしてはいけない」ことです。
「減らしてはいけない」という条件が
ほぼ完全・確実にクリアできる商品で運用を行わないと
「住宅建築」という一大プロジェクトの計画実行が
確実に行えなくなる可能性が出てきます。
住宅建築も土地探しから行っていらっしゃいますので
いつご希望される土地が見つかるかわかりません。
5年後には・・・と考えていても
もしかしたら1年後、来月、いや明日見つかるかも知れません。
せっかく良い物件が見つかっても
それに対応する資金の手当てが出来なければ
住宅建築の計画が実行できないわけです。
そういった意味からするとshimumamaさんは
住宅建築資金準備の最終ラストスパートを「確実」に行う時期と考えます。
ぜひともライフプランの確実な実行・実現へ向けて進んでください。
評価・お礼
shimumama さん
ご回答ありがとうございました。
私も、うすうすは先生のおっしゃるように、リスクをとった運用は控えるべきかなと思っていたのですが、少し気持ちが焦っていたようです。
気持ちを落ち着けて考えてみたいと思います。