大間 武
オオマ タケシ教育資金の準備について
マネー 教育資金・教育ローン 2007/09/12 00:58こんばんは。現在、7ヶ月の子供がいます。
教育資金の貯め方についての相談です。
将来、大学入学時までにある程度の教育資金は貯めてあげたいと思い、家計をやりくりしてみました。毎月2万円と、ボーナス時に2万円×2は確保できそうです。(余裕があれば、もう少し増やすつもりです)
どうすれば、少しでも増やせるかと思い、積立定期預金や投資について、色々調べてみました。しかし定期預金は利率が低く、準備期間も長い(15年以上先)ことから、半分の1万円をリスクの少ない積立型投資信託はどうかと思うのですが、いかがでしょうか?
また、国内・外の株式(インデックス・アクティブなど)や債券など投資対象がいっぱいあり、まずどこからはじめればいいかわかりません。
ご指導、よろしくお願い致します。
白くまさん ( 大阪府 / 女性 / 30歳 )
何に投資するファンドであるかを確認しましょう。
- ( 5 .0)
白くまさん、ご質問ありがとうございます。
ファイナンシャル・プランナーの大間です。
早い時期から準備を始めたこと、すばらしい!です。
まずは大きな1歩を踏み出しましたね。
さて、次の段階として運用する方法・商品選択についてですが、
半分は安全性の高い商品を選択し、
残りの半分をリスクの少ない投資信託を選択する
という方向性は良いと思います。
その半分の投資信託の選択についてですが、
☆白くまさんが教育資金をいくらまで用意したいのか?
(月2万円ボーナス2万円で15年間積み立てたとすると、
元金だけで420万円になります)
☆リスクが少ない・低いといってもリスクを取ることには変わりないので
どこまでリスクが負えるのか?
などの部分を再度確認してみてください。
ほとんどリスクを取らなくても良いのであれば
MMFやMRFでも良いかもしれません。
また、目標金額が高く・高い運用率を目指さないといけない場合には
株式投資信託を選択する方向(リスクを取る)になるかも知れません。
投資信託そのものが始めてであれば
運用方法が理解しやすい投資信託を選択して、
投資信託という商品を体験し・慣れましょう。
ある程度なれてきた段階で投資商品を変更しても良いのです。
常に投資商品については
新しい商品が出てきてますし、
市場も変化しています。
白くまさんの投資スタンスも
家計の状況や考えの変化によって変化して良いのです。
投資信託を選択する際には、
「利益の源泉」(どこで・どういう方法によって運用しているのか?)
を理解・確認してから投資するかどうかの判断を行いましょう。
今後は教育資金以外の(セカンドライフなど)
資金準備も必要になってくるでしょうから
投資について勉強しながら、白くまさんの運用スタンスを確立してみてください。
評価・お礼
白くま さん
さっそくの詳しいご指導、ありがとうございます。
積立型投資信託は一度はじめたら、ずっと続けないといけないと思い込んでいました。それで、なかなか決められずにいたのですが、途中で変更してもいいのなら、はじめの一歩を踏み出せそうです。
また、具体的にいくら貯めたいか、もし損をしてもいくらまでなら許容できるか、などをもう一度考えてみたいと思います。
とても参考になるご回答、ありがとうございました。