荒川 雄一(投資アドバイザー)- Q&A回答「目的に応じて、「お金の配分」を考えてみましょう!」 - 専門家プロファイル

荒川 雄一
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荒川 雄一

アラカワ ユウイチ
( 東京都 / 投資アドバイザー )
IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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ユニットリンクかiDeCo

マネー 家計・ライフプラン 2021/07/27 08:40

38歳、32歳の夫婦です。

学資のためにユニットリンクをしています。死亡保障も欲しかったので、子ども2人分を夫婦1口1万円ずつ入っています。
不足に備え、個人年金にも加入しました。
児童手当と月5000円ずつ、現金でも一応残しています。
(個人年金じゃなくて、積立NISAでも良かったかも…)

その際、老後資金としてユニットリンク75年満期の介護保険付きを提案され、契約しました。

帰宅後、よく考えると、主人65歳までは3000万以上死亡保険に入っています。そう考えると、死亡保険よりもiDeCoに加入し、確実に増やせる方がいいのでは?と、思い始めました。
保険貧乏にもなりかねないので、私も解約し、現金で働くまでキープしようかと考えています。私の足りない死亡保険だけ、掛け捨て考えています。

個人年金も気になるのですが…
老後資金として、介護保険もあることから、このままユニットリンクを継続すべきか、iDeCoに変更か。

クーリングオフがまだ、対応期間内です。
アドバイス頂けると助かります。
投資信託や変額保険自体、もう辞めた方がいいのか。

素人ですが、よろしくお願いします。

ぴくさん ( 愛知県 / 女性 / 32歳 )

荒川 雄一 専門家

荒川 雄一
投資アドバイザー

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目的に応じて、「お金の配分」を考えてみましょう!

2021/07/30 11:53
( 4 .0)

こんにちは!“ぴく”さま。
国際フィナンシャルコンサルタントの荒川雄一です。

さて、ご質問内容拝見しました。
すでに、専門家の方の回答がありますので、ポイントだけ補足させていただきます。

まず保険は、よく言われますが、「10000が一」のために加入するものですので、逆に言えば、「9999」は何もないと考えれば、必要最低限の保証を、掛け捨てで購入し、あとはなるべく将来のための「資産形成」に向けるのが宜しいかと思います。

優先順位としては、国の制度で、税制優遇などメリットが大きい「個人型確定拠出年金(イデコ)」や「少額投資非課税制度(NISA)」の活用です。

当面は、お子様の養育、教育費がメインとなるとは思いますが、将来の公的年金のことを考えると、なるべく早く老後のための「資産形成」も始めておかれると良いでしょう。

毎月6万円貯蓄されているとのことですが、今はほとんど利息が付かないため、お子様の入学資金などを目的に、中長期で、NISA口座を用いて、投資信託などで「積立投資」を併用されるとよいと思います。

具体的には、お二人で5000円ずつイデコに加入(余裕ができたら増額)、「つみたてNISA」で2-3万円を積立投資、残り2-3万円を貯金といったバランスが、最初は良いと思います。

イデコは60歳まで引き出せませんが、NISAは入学時期などに合わせて、いつでも利用することができます。
数年後、NISAの結果を観て、貯金に比べ増えている“実感”を感じられたら、貯蓄からNISAへ増額をされてもよいと思います。

なお、「資産形成」に関しての情報収集として、以下のサイトで無料の解説動画を公開していますので、ご参考としてください。
https://www.ifa-japan.co.jp/video/

「5分でわかるNISA」、「5分でわかるイデコ」、「5分でわかる積立投資」、「5分でわかる投資信託」や「投資信託で失敗しない3つの条件」などが参考になると思います。

評価・お礼

ぴく さん

2021/07/30 12:07

回答ありがとうございます。
主人のユニットリンクは死亡保険と兼ねて、継続を決めました。55歳から65歳までの団体保険がなくなり、再契約の制度がその時あるかわからないので…。
私のユニットリンクと個人年金は解約し、その分を積立NISAへ回そうと思います。私の死亡保険も55歳までですが。
もちろんiDeCoも将来的は活用したいのですが、私が3年後には働けると思うので、収入が増えしだい始めたいと思います。
2.3年以内に車の買い替えがあるので、掛け金を減らせる積立NISAで調整していきたいなぁと、考えています。

個人年金よりは、積立NISAの方がいいかなと。
税金対策率より、運用率の方がいいと思ったので

荒川 雄一

2021/07/30 12:47

評価ありがとうございます。
ご指摘の通り、利率の低い個人年金より、「つみたてNISA」を活用されたほうが、運用効率は高いと思います。
それと保険の件ですが、相続税対策等がないのであれば、死亡時の葬儀代として、300-500万円程度の終身保険を65歳までには払い込んでおくと良いと思います。終身保険は、掛け捨てではないので、将来、解約して生活資金にすることもできます。
また、万一の場合の保証は、お子様がいらっしゃるので、通常の定期保険より、収入保証といわれる遺族年金型の掛け捨て保険が、安く加入できると思います。
目安は、一番下のお子様が成人するまでの期間です。毎月10-15万円程度下りる保険に加入しておけば、公的遺族年金と合わせて、生活設計はできるのではないかと思います。
優先順位は、収入保証保険、余裕があれば終身保険です。
ご参考まで。

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