荒川 雄一
アラカワ ユウイチ都心のテナントビルを維持か売却か
マネー 投資相談 2007/07/20 22:49都心に小規模の5階建てビルを所有しています。
昨今開発が盛んで、売却の話も出てきています。
今後長期的に見て、オフィス需要はどうなのでしょうか?
また売却した場合、現金をPB等で運用しようと思うのですが、銀行系のPBですとどの程度の金利をみこめるのでしょうか?
BOSSAさん ( 東京都 / 男性 / 43歳 )
一度、総合的に「運用プラン」を考えてみては。
はじめまして!BOSSAさん。
国際フィナンシャルコンサルタントの荒川雄一です。
さて、一般論としては、都心のオフィス需要については、このところの建設ラッシュにより、正直供給過多となっているのが現状です。
地域やビルの詳細が不明なため、何ともいえませんが、まずは総合的な判断が必要といえるでしょう。
ただ、資産運用の観点からは、全てを金融資産で運用するのでなく、事業用不動産での運用も、“収益性”や“分散投資”の観点では有効な投資手段ですので、総資産とのバランスやビルの個別事情を勘案して決められるのが良いと思います。
また、PBによる運用ですが、国内においてはほとんど“金融商品”の提供がメインであり、本来のPB業務とはだいぶ内容が違うといえます。
本場スイスのPBなどは、最低数億円の資金で無いとほとんどメリットはありませんので、「資産運用」をメインにされるのであれば、あえてPBを使われる必要はないかと思います。
海外のヘッジファンドなどを用いて、安定的な運用プランを構築する場合、数千万単位で年率10-12%のプラン構築が可能です。
以下、海外ファンドを用いた「国際分散投資」について掲載しておりますので、宜しければご参考としてください。
http://www.ifa-japan.co.jp/consulting/pms.php
尚、不動産コンサルティングも含め、総合的に運用プランのご相談も行っておりますので、ご希望があれば一度ご相談ください。