荒川 雄一(投資アドバイザー)- Q&A回答「金利と将来の物価なども意識しておきましょう!」 - 専門家プロファイル

荒川 雄一
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アラカワ ユウイチ
( 東京都 / 投資アドバイザー )
IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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今後の資産運用について

マネー お金と資産の運用 2007/07/01 20:35

今まで積極的に資産運用せずに来たのですが、住宅ローン完済のめども立ったため、老後の資金作りをしたいと
思っています。夫婦共働きで、退職金は5,000万円ほど出る予定ですので、あと20年ほどで3,000万円貯めるには、どのような運用をしたらよいのでしょうか?

現在の状況
夫婦(38歳)同じ会社で共働き、定年は60歳
9歳の子供あり、住宅ローン完済まであと2年の予定
定期預金600万円、普通預金200万円、年間貯金額150万円

もものしんさん ( 山梨県 / 女性 / 38歳 )

荒川 雄一 専門家

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投資アドバイザー

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金利と将来の物価なども意識しておきましょう!

2007/07/02 10:47

もものしんさま、はじめまして!
国際フィナンシャルコンサルタントの荒川雄一です。

さて、ご質問の件ですが、「20年後に3000万円」という目標は、年間貯蓄が150万円きちんと確保できるのであれば、ほとんど利回りを考えずに達成が可能といえます。

ただ実際には、まだお子様も小さいので、これから教育資金などが考えられますので、年間貯蓄が計画通り出来るかどうかもイメージしておく必要があるでしょう。

私がアドバイスさせて頂きたい点は、これからの日本の景気や物価の状況をどう考えるかです。20年後のことは誰にも分かりませんが、「今の円安が今後どうなっているのか?」「物価上昇によるインフレ懸念は無いのか?」などを考えておく必要があります。それによって、現時点における運用プランにも大きく影響があります。

結論的に申し上げますと、今の日本の金利水準を考えると、円建だけのプランでは、将来起こりうる変化に対しての“リスクヘッジ”には限界があります。

米ドルなど日本より金利水準の高い通貨を一部資産に組み込むことにより運用プランに安定性を増すことが出来ます。米ドルの場合、定期預金金利でも5%前後付くものもあるので、20年間という長期で考えると、100万円が265万円強にまでなります。為替変動を考えても、はるかに円建より元本が増える可能性が高いといえます。結果として、将来の“円安”対策にもなります。

また、これからの年間貯蓄に関しても、市場の価格変動を和らげるために、積立投資を併用されることをお薦めします。こちらも、できれば投資信託などにより、円建て外貨建て(ドルやユーロ)を組み合わせておかれると、将来の“通貨ヘッジ”をしておくことが可能です。

外貨による運用プランにもご興味があるようでしたら、こちらで情報提供しておりますので、一度ご参考としてください。
http://www.ifa-japan.co.jp/

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