- 加藤 一枝
- 晴ハレ住環境設計 所長
- 愛知県
- 建築家
対象:新築工事・施工
土地活用例2) 減築活用こども塾 家のような玄関
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学習塾・こども塾の玄関です。
玄関土間は、上海で使い古された歴史あるレンガです。
また、玄関の式台(上がるところ)は、地元愛知産のマツの無垢板。
壁と床の境目に設けた幅木は、地元材のスギの無垢材。
その他、見えなくなっている構造材も、地元材のスギ、ヒノキの無垢材です。
元気一杯の塾生さんたちに利用されれば、
キズはつき、汚れもついてしまうことは間違いありません。
しかし、それでも、本物の素材に触れ、時の経過に思いをはせ、異国の文化にも
憧れる切っ掛けをつくることができる空間はとても大切です。
今、何事にも興味を持たない人が増えてしまっていると聞きます・・。
空間体験を多くすると、興味を持つことができるとも言われます。
空間体験の量・質を高めることで、ものの見方が拡がり、ボキャボラリーも増え、
人とも交わることができて豊かな感性が育ち、興味を持てるようになる、
ということのようです。
無垢の素材は、キズついても、汚れても、サンドペーパーを掻ければ、
また、下から同じ材がキレイな状態で現れるので大丈夫です・・。
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長寿命・200年住宅
2011-01-10 12:00
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