日本最初の公園 東京「飛鳥山公園」 - 写真・作品 - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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日本最初の公園 東京「飛鳥山公園」拡大

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1873年(明治6年)、太政官布達によって、上野・芝・浅草・深川とともに日本最初の公園に指定された東京・北区王子の「飛鳥山公園」。
あの歌川広重の『名所江戸百景』にも描かれています。

この地は桜の名所として有名ですが、今日まで桜の名所として有名にしたのは、なんと、徳川八代将軍・徳川吉宗でした。ここは徳川吉宗が整備・造成を行った公園として有名です。
今から約280年前、吉宗が享保の改革の施策のひとつとして、江戸の庶民たちの行楽の地とするため、飛鳥山を桜の名所にしました。

吉宗の治世の当時、江戸近辺の桜の名所は寛永寺くらいしかなく、花見の時期は風紀が乱れたそうです。
そこで、庶民が安心して花見ができる場所を求め、なんと吉宗自ら飛鳥山に宴席を設け、名所としてアピールを行ったそうです。

こうして江戸の新しいお花見の名所として誕生した飛鳥山は、当時、桜の名所地では禁止されていた「酒宴」や「仮装」が容認されていたため、江戸庶民たちは様々な趣向を凝らして楽しみました。

渋沢史料館は、日本の近代経済の基礎を築いた渋沢栄一氏の全生涯にわたる資料を収蔵、展示しています。
(撮影 / 後藤 一仁)