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柴又帝釈天・門前 寅さんの実家「とらや」
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帝釈天の参道で､明治２０年創業の｢とらや｣｡
映画｢男はつらいよ｣の第1作目に使用され､第4作目まで｢寅さん｣の実家として実際に撮影が行われていました｡
江戸時代から柴又ではよもぎを使った草だんごが地元の農家によって作られていたそうですが､映画の影響で｢柴又･草だんご｣が全国的に有名になったそうです｡
店内に入ると､映画のなかで寅さんの部屋に通じていた階段は現在もそのまま残っています｡
ここへ来ると草だんごのほかに､なぜかどこか懐かしい味のオムライスとか､色の濃い醤油味のうどん等が食べたくなります｡
柴又では2012年12月には『男はつらいよ』を手がけた山田洋次監督の｢山田洋次ミュージアム｣がオープンしました｡
そして『寅さん記念館』も2012年12月にリニューアルを行い､タコ社長の経営する印刷工場を再現したコーナーを追加し､香りにもこだわって印刷所ではインクのにおいまでも再現したり､草団子やマドンナの匂いもあり､香りからも臨場感を楽しめるようになりました｡
都心と時差があるかのように､ここ柴又はゆっくりとした情緒を感じます。
撮影/ 後藤 一仁
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