- 中村 英俊
- 株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
- 東京都
- 広報コンサルタント
対象:広報・PR・IR
- 中村 英俊
- (広報コンサルタント)
- 中村 英俊
- (広報コンサルタント)
ブログやFacebookなど、メディアを通さず自由に情報受発信ができる便利なツールが浸透しつつあります。
しかし、残念なことに恐らくこれらのツールを活用することが目的となっており、本来得られるべき成果が得られないばかりか、かえってマイナス情報を発信してしまっているものが散見されます。
個人であれば、これらツールを日記代わりに活用し、友人と楽しむ。また趣味などをきっかけとして友達を増やしていくなどの運用で十分だろうと思います。
しかし企業の広報担当者が書く日記に誰が興味を抱くでしょうか?
もちろん、お堅い企業と思われているイメージを払しょくしたいとの思いから、柔らかさを発信していくことは効果的と思います。しかし”それだけ”であったり、今日はあれやりました、これやりましたなどという日記レベルでは、読むに値せずかえって悪い印象を与えかねません。
その手のモノは、アクセス数も伸びず、読者の反応もなく、遣り甲斐も見いだせず、結果更新の頻度も低下し、仮死状態に近いものとなってしまうことが少なくないでしょう。
この様な事が無い様に、始める際に下記を十分に検討しておく必要があります。
・ツールを活用して何がしたいのか(具体的な成果は?)
・その目的達成のためにはどの様な内容が適切なのか
・安定的な更新の頻度を確保できる内容はイメージできたか?
・発信情報のバランスは取れているか?偏ってないか?
・安定的な更新を行える人員(負荷)は確保できたか?
・チェック機能は働いているか?
・即時に相談できる上長を置いているか?
・問合せやコメント状況の把握、対応は十分か?
・一担当者がやるのではなく、会社の方針として始める手続きは?
・その際、メリットのみならず、デメリットやリスクなどの理解は得られているか?
などなど、事前に決めておくべきことは多々あります。
能動的なツールはそれだけで活気の様なモノも発信できます。是非とも仮死状態にならないために、マイナス情報を発信しないためにも十分な事前の検討をお勧めします!
クリックをお願いします!
このコラムに類似したコラム
癒しのマイブーム 採用広報プランナー 白井 千絵 - 採用コンサルタント(2013/06/27 12:00)
孫社長がTwitterを16日間つぶやかず 中村 英俊 - 広報コンサルタント(2013/03/13 09:48)
広報ブログでの記事掲載 中村 英俊 - 広報コンサルタント(2012/02/21 09:53)
謝罪会見を行うことの罪 中村 英俊 - 広報コンサルタント(2013/09/05 09:17)
非上場企業の決算発表 重要なのは継続性 中村 英俊 - 広報コンサルタント(2013/09/03 10:01)