社会人の資格勉強 -資格をとって独立するとは- - コラム - 専門家プロファイル

渋田 貴正
株式会社アントレプライト 代表取締役 中小企業アドバイザー
東京都
組織コンサルタント
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社会人の資格勉強 -資格をとって独立するとは-

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最近社会人の資格勉強が流行っているようです。

①起業のため
独立してやってみたい事業があるとか、市場で自分の価値を試したいといった自立心の強い方で資格の勉強をしている方です。
私もこのタイプでした。

②将来の不安から
先行きの見えない中で、漠然とした不安や将来の転職に役に立ちそうといったことから勉強をしている方は多いようです。

③専門的な知識を生かしたい
独立開業はしないけど、法律事務所などで専門職としてキャリアを形成したいといった方ですね。

④趣味のため
プライベートで役立ちそうといった理由から勉強する方もいらっしゃいます。
資格集めが趣味の方もたまにいらっしゃいますね。

別にここで、資格勉強の動機がどうこうというつもりはありませんが、①の方に私なりの考えを述べたいと思います。

主にこれらの方は、〇〇士を目指していらっしゃる方だと思います。
これらの方は大体お分かりだと思いますが、資格を取れば食べていけるという時代は終わりました。
オンラインの普及により価格の比較が容易になり、また業務自体も効率化された今、従来の手続き業務は価格破壊が行われています。税理士で顧問料初年度無料といった広告もよく見かけるようになりました。

この状況下で、サービスの差別化が難しい代行業務だけで新規参入するとすれば、薄利多売の価格競争に挑まなくてはなりません。
一人でやるにはかなり不利な状況になっています。

こんな今の時代資格を取ったから独立だ、という意識はやや安易かもしれません。
せっかく独立しても価格競争の中で疲弊し、結局サラリーマンに戻るケースもたくさんあります。

そんな現代においては、「世の中で変えたい状況がある。そのために資格を有効に使おう。」といった意識が必要だと思います。
資格がなくても独立して成功している起業家はたくさんいらっしゃいます。
資格ありきではなく、志ありきですね。資格はあくまでその実現のツールだという認識が重要です。

とはいえ、苦労して取った資格。やっぱり勉強して得た知識を生かしたいといった欲求は当然だと思います。
そんな方はやはり、上記③の選択をお勧めします。

私自身は、サラリーマン生活の中で企業の評価の不透明さに激しい違和感を覚えていました。
そこで、独立し、持っていた社労士の資格を利用して給与制度や考課制度構築のためのコンサルティングを始めました。この業務をするにあたり、社労士のテキストに書いてある知識はほとんど使っていません。社労士は人事のプロということで、こうした企業内の人事に食い込むのに肩書は使えるなという感じです。

まず変えたい現実がある。それを変えられるよう社会に価値を提供していきたいといった思いがあれば資格は関係ありません。また本当に価値のあるものであれば、価格競争に陥ることもありません。

勉強中は合格することで頭がいっぱいになり、こんな小難しいことを考える余裕はないと思います。が、たまには「合格後何をしたいのだろう。」ということに思いを巡らせてください。難関資格と呼ばれるものほどここをしっかりしておかないと、合格後にがっかりすることになってしまいます。

 

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