青対赤、ACL国内対決 川崎F VS 名古屋観戦記
-
2009-09-23 22:51
青対赤、ACL国内対決 川崎F VS 名古屋観戦記
環の小坂です。
本日(9月23日)国立競技場にサッカー観戦に行ってきました。
アジアチャンピオンズリーグ準々決勝の川崎F VS 名古屋。
Jリーグ勢同士の対戦です。
川崎というと「大勝負に弱い」感じがありますが、
ここ数年は安定した成績を残しています。
私もJ1では川崎・大宮・広島を応援しています。
(応援していた湘南やC大阪がJ2なので。。。。)
日本代表を応援する際のユニフォームも「14 中村」です。
さて、対する名古屋ですが、先述の変更を繰り返したり、昨年好調だった
選手が調子がいまいちだったりで苦戦しています。
ホーム川崎ですが、等々力陸上競技場が使えないため、やむなく国立競技場。
どちらも本拠地が(名古屋は瑞穂)陸上競技場同士の対戦です。
いつも二万人しか収容できない等々力に対し、五万人収容可能な国立ですから
空席も目立ちますが、観客数は17939人だそうです。
さて、川崎の先発。
川島、井川、伊藤、菊池、森、横山、谷口、中村、レナチーニョ、ジュニーニョ、チョンテセ。
ACLは背番号順に選手を発表するのでフォーメーションが読みにくいのですが、
井川が左サイド、横山がボランチです。
名古屋は広野、阿部、増川、吉田、田中、小川、中村、吉村、マギヌン、ケネディ、玉田。
サントスやブルザノビッチが控えです。
共に4−4−2ですが、ケネディの頭を狙う名古屋に対して、裏を狙う川崎と
得意技は異なります。
その違いが今日の試合に出ました。
前半はお互い攻め合いますが、なかなか好機がありません。
名古屋はケネディのポストプレーがうまくいかず、苦戦していましたが、
サイドの崩しからそのケネディが「高すぎる」ヘディングシュート。
この日のケネディはここぐらいしか活躍していませんが、
さすが豪代表。
お見事です。
前半の終り頃から川崎が波状攻撃をしかけますが、シュートが決まらず、
広野のファインプレーや増川らの体をはったディフェンスで1−0名古屋リードで折り返します。
後半も川崎が押せ押せですが、何度かFKが続いた後の中村憲のFK。
角度のないところからの壁2枚の間を縫ったボールがニアサイドぎりぎりに決まって同点。
広野は逆を突かれ、ボールに追いついたときはラインを割っていました。
まあ、FKでニアを突くという意表をついたプレーだったわけですが、
隙間がないようでも何か起こると考えけるのは大事ですね。
そういえば名古屋のFKで壁に入ったジュニーニョの顔面にボールがあたり、
ジュニーニョが倒れるシーンがありました。
壁に入ったからには隙間を作ってはいけない。厳しいですね。痛いし。
さらにおせおせの川崎は中村憲のセンタリングのこぼれ球を谷口がヘディングシュート。
広野がはじいたところをジュニーニョがけりこみ逆転。
広野はここまでファインセーブも見せていましたが、はじきが足りませんでした。
名古屋はブルザノビッチ(←吉村)、巻(←玉田)、サントス(←中村)と攻撃的な選手を
投入し、攻撃しますが、この選手交代も遅かったし、
ボールが収まらずそのまま試合終了。
後半はケネディが消えていました。(動きも悪かったです。)
MVPは中村憲ですね。ジュニーニョも良かった。
特に悪い選手はいませんでしたが、名古屋は注意が途切れたところをやられました。
来週は瑞穂で第2戦。
瑞穂は私の実家の近くで昔はよく行きました。
いい試合を期待しています。
川崎はナビスコの決勝もあるし、鹿島との再試合もあるし、
Jリーグも優勝を狙える位置にいるし、中村・川島は代表の試合もあるし、
これから大変ですが、「無冠」にならないよう期待しています。