国士舘、大学院入院記念日
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2009-04-04 08:10
実質的に今日からのスタートです。
今日はガイダンスの日だからです。
私は学部の担当教員ですから、大学院をお手伝いする義務はないのですが、
後輩に当たる者たちですので、今年もガイダンスから手伝いに行きます。
今年は私の予備校の教え子が3名、我が西野研究室に入院しますので、
関係者率が例年より高くなるようです。
入試でコネが使えればこんなに楽なことはないのですが、その辺は
西野先生はシビアですからね。
まあ、判らないでもないです。
コネでとって、修士論文がひどければ落第させるしかなくなりますからね。
私の関係者でも落第こそおりませんが、過去に無茶苦茶苦労したことも
ありましたから、師匠にお願いするのもリスクがあるんですね。
今年はどんな院生が入ってくるのか、楽しみでもありますが、
怖さもあわせもいっているんですよね。
ただ、税理士免除目的で進学してくる者が圧倒的に多い税法では、
レベルの高い研究を期待するよりも、レベルが低くない成果を
しっかり2年で出してもらうことの方が重要です。
税理士に限らず、士業は、国家資格を取得したことはゴールではなく、
スタートでしかないのですから。その点を勘違いしないで頂きたい。
勘違いしている方が多いせいもあると思いますが、
少なくとも私の関係からは「だから免除は使えない」と言わせない
税理士に育ってもらいたいと思います。
そして、来週11日は、法学研究科の第1回修士論文発表会です。
私が把握している限りでは、今年は期待していますよ。