- 竹波 哲司
- 株式会社バンブーウエイブ 代表取締役
- Webプロデューサー
かわさき経営革新セミナー&交流会
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2008-11-07 17:28
(たまたま講演場所が弊社所在地のすぐ近くKSPということもあり参加してみました)
内容は、神奈川科学技術アカデミー理事長である藤嶋昭氏による「光触媒」についての講演会でした。
恥ずかしながら、光触媒についてあまり詳しく知らなかったのですが、簡単に言うと外壁などを光触媒素材でコーティングしておくことで、光があたるだけで表面がきれいになる。というもの。
素材としても技術としてもこれからの発展が期待できるものだと感じました。
講演会の後、交流会にて藤嶋先生と名刺交換していただく機会がありましたので、すこし談笑していると、私の名前「竹波」から連想したのでしょう。「大きな竹の子をいかにとるか?」について、お話していただきました。
東大教授になられるときに挨拶で話した内容だということですが、自分の竹山に久しぶりに行ってみると、全然竹の子が生えていない。ところが、その山の周りには生えている。
そこで考えたそうです。どうやったら竹の子が取れるのか?大きな竹の子が取れるのか?
たどり着いた答えは、大きな竹の子を取るには手を抜いてはいけない。
山が良い状態になるように手間隙をかけないとならない。
ということだそうです。
研究においても同じく、大きな成果を得るには手を抜いてはいけない。
ということで結んだとのこと。
近年、簡単に成功する方法を探りがちですが、大きな成功のためには手間隙をかけないといけないということを思い出させていただきました。